嘉義県の檜意森活村(ヒノキビレッジ)とは
みなさん、嘉義県の檜意森活村(ヒノキビレッジ)について、聞いたことはありますか?
ヒノキビレッジこと檜意森活村(Hinoki Village)は、日本式の木造建築と阿里山林業文化を保存しようと作られたエリアです。
阿里山森林鉄道の始発駅がある嘉義市は阿里山との関係が深く、阿里山の林業に関する建物や鉄道が今も残っています。
昔の嘉義市には、林業関係者の関連施設が集まった「檜町(ヒノキマチ)」と呼ばれるエリアがあり、建築には阿里山の檜が使われていました。
この檜で作られた日本式木造建築を集めて復元したエリアが檜意森活村(ヒノキビレッジ)。
檜意森活村(ヒノキビレッジ)の入り口には3本の台湾ベニヒノキが立っていて、目印になっています。
すごく目立っていて、入り口がすぐわかります。
この3本のベニヒノキの前で、多くの人が写真を撮っていました。
もともと阿里山で生息していたベニヒノキが風によって倒れたものを、ここまで運んできたそうです。
イメージは阿里山の神木だそう。
すごく大きなベニヒノキで、見ていると大いなる自然の力を感じる気がします。
ヒノキビレッジはどんなところ?何ができる?
30軒ほどの日本式の建築物があつまり、小さな村のようになっているヒノキビレッジですが、実は大人気の観光スポットです。
日本式の建物の中には小物ショップやカフェ、漢方薬のお店など様々な種類の専門店が入っています。
マップや看板には日本語の表記があるので、わかりやすいです。
綺麗な建物や街並みを眺めながら、お土産を買ったり、一息休憩したりできます。
檜意森活村(Hinoki Village)の小物ショップ
目的を持って買い物に行くだけではなく、ブラブラ歩きながら気になったショップに入るのも楽しいですよね。
人が多く賑わっています。
私は小物ショップに入ってみました。
台湾の茶器や飾りを発見!可愛いです。
檜で作られたお箸やヘラ、お玉などもあります。
お土産にいいですね。
檜で有名な場所に行ったんだよと土産話の話題にもなります。
時間を忘れて見入ってしまいます。
建物はたくさんありますので、全部を見て回りたい方は時間配分にご注意ください。笑
人気の写真スポットはT11とT12の間の景觀水池
檜意森活村(ヒノキビレッジ)に行ったら必ず景觀水池で写真を撮りたい!というぐらい人気の写真スポットは、マップT11とT12の間にあります。
池と石、木と草が日本庭園の雰囲気を造り出しています。
写真を撮る角度によって、現代のものが映り込まない状態で写真撮影ができるところが人気。
まるで、日本に行って撮影したような写真を入手できる場所です。
建物内をゆったりと見学できる眠月廬
眠月廬はかつて高官が住んでいた建物です。
このエリアには赤いレンガの建物が2軒だけあり、そのうちのひとつが眠月廬です。(もう1つはマップ内T24-所長官舎)
閲覧室などがあり、ゆったりとした雰囲気を持つ建物です。
なんとなく開けてみたくなる襖を発見。
昔の雰囲気を感じる、おしゃれな内装のお部屋です。
眠月廬の建物は破損がひどく、檜意森活村の建物の中で最後に修復が完了した建物です。
いつでも建物内に入れるわけではないので、訪れた時はご注意ください。
眠月廬の開放時間は9:00~17:00(月曜日は休館)となっています。
トラベルサービスセンター(T19-旅客服務中心)
檜意森活村にはトラベルサービスセンターがあります。
また、中国語のみになりますがボランティアガイドによるツアーを申し込むことができます。
ツアーによるガイドは10日前までに予約する必要あり。
グループで訪れる時に利用できるボランティアガイドです。
絵馬を書いて台湾固有種のクスノキの前で祈る
T15-B-祈福館では絵馬を書いたり、大きなクスノキを見たりできる場所です。
「願いを絵馬に書いてクスノキの前で祈ると、願いが叶うかもしれません」
というスポットだったので、ご利益にあずかろうと私も行ってきました。
とっても大きなクスノキですね。
このクスノキは台湾固有種だそうです。
たくさんの方が願いを書かれていました。
かかっている絵馬もたくさんあります。
街並みが綺麗な檜意森活村
ショップや昔の住宅など、見どころのある建物が多いヒノキビレッジですが、歩く道も整備されていて綺麗です。
可愛いオブジェクトや街灯が配置され、過去と現在が融合しています。
営業していないショップもありました。
檜意森活村が営業していても、休んでいるショップもありますので、気になっているお店がある方は事前に調べていくといいかもしれません。
人込みを離れて日陰でゆっくりできるスペースを発見。
自然の中でボーっとすると癒されますね。
檜意森活村(ヒノキビレッジ)へのアクセス
住所 | 嘉義市共和路370號 |
アクセス | 台湾鉄道「嘉義駅」からタクシーで約6分 |
営業時間 | AM10:00~PM18:00 |
電話番号 | 05-2761601 |
公式Facebook | こちら |
嘉義市には阿里山と関係の深い場所が多く、台湾鉄道「嘉義駅」付近に複数の観光地があります。
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詳細は、コチラの記事で紹介しています。