巨大な緑のトンネルを楽しめる台南「四草綠色隧道」
台湾の古都、台南で有名な 安平古堡から少し北上したところに、日本ではなかなか見られない、巨大なマングローブを楽しめるスポットがあります。
左右から大きな木が生い茂り、頭上をすっぽり覆いかぶさる様子は、まるでトンネルのような形をしていることから、緑のトンネルとも呼ばれ観光客に親しまれています。
台南に来たら、一度は行きたい超人気スポットです♪
四草綠色隧道に行ってみた!
四草綠色隧道には、ふたつのコースがあります。
①綠色隧道(約30分)
②台江觀光船(約70分)
有名な緑のトンネルは「綠色隧道」コースになりますので、お間違いなく!
(台江觀光船コースに、緑のトンネルは含まれません)
もちろんわたしたちも、緑のトンネルコースを選びました。
大人のチケットはどちらのコースも同じく200元です。
四草綠色隧道は、かなりの人気観光地で週末の午後は1時間以上待つことも。
船のツアーは、朝の8時半から営業をしています。時間の調整がつくのであれば、午前中の早い時間に訪れることをオススメします!
さあ!ライフジャケットを来て、さっそく出発です!
(ライフジャケットの着用は必須)
ちなみに、写真にこだわりがある方は船の前か後ろに乗りましょう!そうすれば、撮影する際に、周りの人が写真に写りこみにくいですよ。
船の上の椅子が、おふろで使う小さい椅子なのが、なんだか台湾らしい(笑)
乗ったあとは、手などを船の手すりから外に出さないようにしましょう!
マングローブを行き来している船は一艘だけではありません。たびたびほかの船同士がすれ違いますので、手を出しているとぶつかってしまいます。
このマングローブには、カニやムツゴロウなどの水の生き物もたくさん!
ツアー中、ガイドさんが植物や生き物について説明してくれますよ。
10分ほどして、最大の目玉、緑のトンネルに到着です!
奥までずっと続く、緑のトンネル。
台南の宝、と言われるだけありとっても美しいです。
意外と木が低い位置にあるので、頭がぶつからないようにご注意を。
ちなみに、写真を撮るときも手をあげすぎて、木にあたらないようにしてくださいね。(もしもスマホなどを落として、船のモーターにあたってしまったら、救急隊を呼ばなくちゃいけないようです‥!)
木々の間から入ってくる木漏れ日が、水面で反射し、キラキラと光っています。
船の上で写真を撮っても、しっかり映えます!
上を見上げると、こんな感じで木が覆いかぶさっています。
日本でマングローブは、九州や沖縄などの一部の地域しか見ることができないので、台南の四草綠色隧道での体験はとっても貴重ですね!
船は大きく、安定しているので写真撮影も楽々!
しかも、船長さんがしっかり写真が撮りやすいように船を止めたりしてくれます。だから、焦って写真は撮らなくても大丈夫ですよ~。
お年寄りや、小さなお子様でも楽しむことができます。
ただ、木にさえぎられているとはいえ、台湾の日差しは強いです。
日焼け止めや、帽子を着用してくださいね。
また、蚊のシーズンは蚊がたくさん(笑)
虫よけを持っていくことをオススメします。
また、乗船場の脇には「抹香鯨陳列館」という、マッコウクジラの博物館があります。
四草綠色隧道の乗船チケットを持っていれば、無料で入れますのでぜひ一緒に観光していってくださいね!(乗船チケットがない方は、10元払えば入場できます。)
四草綠色隧道へのアクセス情報
台湾の国宝級と言われる、台南のマングローブ。
台湾国内外から観光客が集まる人気スポットなので、行かれる場合は朝はやめに行きましょう!
住所 | 臺南市安南區大眾路360號 |
アクセス | 台湾鉄道台南駅⇒10路バスに乗車⇒四草生態文化園區にて下車(1時間10分) |
電話番号 | 06-2841610 |
公式サイト | https://swcoast-nsa.travel/zh-tw/attraction/details/300 |
バスでも行くことができますが、台南市内から1時間ほどかかります。通常の車であれば、30分ほどでつくので、レンタルバイクやレンタカーを検討してみるのもいいかもしれません。
四草綠色隧道のとなりには、とても立派な四草大眾廟というお寺がありますので、四草綠色隧道を観光し終わったら、お参りしてみてくださいね。