林業と鉱山で栄えた街、内湾。
台湾には老街と呼ばれる19世紀前半以降につくられた歴史ある古い街並みがたくさんあります。台湾老街巡りではそんな台湾に点在する老街をインスタ写真を使いながら紹介していきます。
第一回目は新竹県にある内湾老街と呼ばれる、日本人観光客にとってはあまり聞き慣れないちょっとマイナーな老街を紹介します。
内湾老街は1950年代日本が台湾に統治されていた頃に林業と鉱山業で栄えた街です。当時は日本人向けの保養所などが建てられ多くの人で賑わっていたそうです。
その後鉱山が閉山された後は一時期閑散とした時期もありましたが、1990年代には内湾を舞台とした阿三哥と大嬸婆という漫画が有名になり、観光地として再び多くの人に知られるようになりました。
また内湾は客家人(はっか人)が住む地域で、客家文化が残されている場所でもあります。
私が内湾を訪れたのは週末で、この日は天気はあまりよくありませんでしたが、多くの観光客がおり、かなり賑わっておりました。観光客のほとんどは台湾人でした。
内湾老街は正直にいうとあまり古い建築物などは残っておらず、どちらかというとこの地に長く住む人たちが開く昔ながらの食堂や食べ物を楽しむといった感じでどちらかというと年齢の高い人向けの観光地だと感じました。
若者に人気の彫金工房でDIY体験!
さて、そんな超ローカル観光地内湾老街で若い人に人気の「好客好品希望工場(はお かぁ はお ぴん しー わん ごん つぅぁん」という客家文化を体験できる施設があります。その施設内に虎帽金工(ふー まお じん ごん)という彫金工房がります。
ここは彫金のDIY体験をすることができ、先生に教えられながらオリジナルリングを作ることができます。
また同施設内には頒布へのスクリーンプリントが体験できる台湾水色(たい わん すぅえぃ さぁっ)という工房や阿三哥と大嬸婆の漫画を読みながら食事ができるカフェや併設されており、一通りDIY体験をした後にはカフェで休憩をするという流れがいいと思います。
さて、台湾老街巡り最初の記事でしたがどうでしたでしょうか?
写真部の活動ということでしたが、インスタポイントで写真を撮るのを忘れてしまったため、あまり私自身の写真はないですが、これからも老街を台湾プラスで紹介していきますのでみなさんよろしくお願いします。
好客好品希望工場 住所 | 新竹県橫山鄉內湾村內湾139之1號 |
好客好品希望工場 HP | https://www.hacupark.com/ |
アクセス | 台湾鉄道 新竹駅 から内湾線に乗り竹東駅で下車。竹東駅で新竹客運というバスの內灣線、那羅線、梅花線のどれかのバスにのり内湾老街にて下車。 |