虎井嶼と桶盤嶼
澎湖について
台湾嘉義県の西側にある離島で構成される県、澎湖県(ぽん ふー しぇん)は台湾本島から約50km西の太平洋上に位置しており大小90余りの島々で構成され、その中で最大の島が澎湖島です。行政の中心地は澎湖島の馬公市(まー ごん す)でにあり澎湖県の人口は約10万人となっています。
澎湖島から白沙島と西島には橋でつながっていて、有名観光地はこの3島に集中しております。
今回私がご紹介する虎井島(ふー じん ゆぅ)と桶盤島(よん ぱん ゆぅ)は鉄板有名観光地ではなく最近密かに人気が出てきている澎湖島の南側にある小さな島です。
※虎井島と桶盤島の中国語表記は島という意味の「嶼」という文字を使っていて虎井嶼、桶盤嶼となります。本文章では日本語の島という字を利用させていただきます。
虎井島
ここ数年澎湖の新たな観光地として人気上昇している虎井島と桶盤島の虎井嶼は小さな漁港が1つあり澎湖島のように観光地という雰囲気はなく日本の伊豆諸島の利島や式根島のようなのんびりした雰囲気の長閑な港町という印象です。
虎井島には何百もの猫が住み着いており猫の島として人気がりネコ好きの人から人気があるだけでなく、過去軍事的に重要な場所だった為多くの軍事拠点跡を見ることができ歴史に興味がある人にとっても見所が多くあります。
また虎井嶼には北緯23.5線が通っており、その北緯23.5線に両手のオブジェが飾れれております。
桶盤島
桶盤島は現在は人が住んでいない無人島で台湾海上警備隊の設備があるだけとなっており、基本的には虎井島からツアーに参加して船で渡ることで行き着ける島です。ただ昔人が住んでいた村が廃墟として残されており、廃墟マニアの方には魅力的なスポットとなると思います。
澎湖の島々の海岸線には玄武岩と言われる変わった形状の岩が見られます。最も有名なのは西島にある大菓葉玄武岩(だぁ ぐぅお いぇ しぇん う いぇん)ですが、桶盤島には大菓葉玄武岩とは形状の異なり柱状玄武岩(ずぅ じゅぅあん しぇん う いぇん)の海岸線が島を取り囲むように続いており、大菓葉玄武岩より規模が大きく壮大感があります。
澎湖虎井島と桶盤島情報
虎井島と桶盤島へのアクセスは、澎湖島より虎井島、桶盤島行きの連絡船に乗って移動をする必要があります。
連絡船乗船ができる場所の住所を記載させていただきます。
連絡船乗船場所(南海遊客中心)住所 | 澎湖県馬公市新営路25号 |