2022年最後は緑島でダイビング
南国台湾にも短い冬の季節が訪れようとしており、ダイビングに適した時間ももう残りわずかとなっております。
今回は2022年最後のダイビングとして緑島のドラフトダイビングポイント雞仔礁(じー ざい じゃお)でダイビングを行なってきました。
緑島について簡単に説明をすると、緑島は台東県に属する、台東から東に33km離れた位置にある離島で、台東市から中型フェリーで50分ほどでいくことができます。
熱帯の気候帯に属し周りをサンゴに囲まれ暖流が流れているため、沖縄をさらに暑くしたような気候です。海水も暖かく6月〜11月までダイビングを楽しむことができ、また非常に透明度が高く天気が悪くても平均20m以上の視界があります。
台湾のローカルダイバーにとって緑島は一度は訪れる場所であり、台湾で観光向けのファンダイブが最初に始められた場所でもあります。
緑島はその昔台湾原住民の住む地域で、現在でも多くの原住民が居住しております。ダイビングなどのマリンスポーツが有名ですが、それ以外にも温泉が湧いていたり、刑務所跡地などの観光ポイントがあります。
雞仔礁は推進18〜30mにあるサンゴ礁帯で、流れが早いポイントでサンゴ礁とドラフトダイビングを同時に楽しめるということで、中・上級者のダイバーから人気のポイントです。
エントリーは岩の間からエントリーするビーチエントリーとボートエントリーどちらもあり、今回私はコストが安いビーチエントリーを選択しました。
エントリー後しばらくは岩礁の間を流れに身を任せて進んでいきます。この日のカレントはあまり強くない方らしく、キックをせずにも程よいスピードで流される程度のカレントだったので楽ちんダイビングコンディションでした。
しばらく進むとサンゴ礁があるウォールにたどり着きます。
ウォールにはびっしりとサンゴがあり、その周りに多くの魚や海の生物が泳いでいて、この風景を見るだけでも心が癒されるようです。
ただこのサンゴ礁のウォール付近はカレントが少し強くなり、カレントの方向も代わりダイビングの難易度が高くなっています。
そしてこの日1番の収穫はチンアナゴにであうことができたことです。
岩礁の間にある砂地から数匹のチンアナゴが出てきていて、ゆらゆらと流れに揺られる姿はとても可愛くてチンアナゴファンの私は萌え死確定です。
チンアナゴに出会い、その後サンゴ礁帯を満喫して元来たコースを辿りこの日のダイビングは終了となります。
また雞仔礁の陸の上は小長城(しゃお つぁん つぇん)と呼ばれる短い散歩道とビューポイントがありダイビングの後は陸に上がってこの小長城で海の風に吹かれてまったり離島での時間を過ごすというのもいいと思います。
緑島雞仔礁アクセス情報
緑島には台東市からバスで台東富岡漁港まで行き、台東富岡漁港からフェリーで緑島南寮漁港行きに乗る必要があります。夏休み期間や長期連休期間はフェリーのチケットを取ることが難しいので、事前に予約することを勧め致します。
雞仔礁 ポイント(Google map利用) | https://goo.gl/maps/z82SQJqfQHdtVyxw9 |
アクセス | 緑島南寮漁港から車で20分 |
今回利用したダイビングショップ兼民宿 | https://www.facebook.com/SeaBoxResort/ |