板橋が見渡せるススキたなびく丘〜新北市三角埔〜

台湾ハイキング三角埔

台湾では珍しいススキの丘

日本でススキというと田んぼのあぜ道に生えていたり、道端に生えていたりと普段の生活で頻繁に目をする植物となっております。
しかし、台湾では温暖な気候のせいか日本のようにいたるところに生えているというものではなく、小高い山の上や比較的涼しい気候の地域にのみ生えております。
また、台湾のススキは沖縄のススキと非常に似ており、丈が高く、高いもので3mほどの高さまで達するものもあります。

そんな希少価値が高いススキが生い茂る丘が新北市樹林区にあります。
このススキの丘は三角埔(さん じゃお ぶ)と呼ばれており、台北市や新北市に住む人たちのハイキングポイント&インスタポイントしてここ数年人気がが出てきております。

台湾ハイキング三角埔

三角埔は270mほどの小高い丘で、その山頂の鉄塔に向かって伸びるハイキング用の道は樹林区から入るとおよそ2.7kmほどのコースとなります。勾配も緩やかで登山やハイキングというよりかは、丘の道を散歩するという感じに近いと思います。
この三角埔に自生しているススキはどれも丈2m以上あり、ススキの穂は乾燥していたのですが、茎や葉部分は青々として、なんとなくさとうきび畑の中を歩いているような錯覚になりました。

台湾ハイキング三角埔

この三角埔の山頂からは大漢渓を挟んで新北市板橋区の市街地の風景を見渡すことができ、夕方になると西にある亀山に沈む夕日とススキが合わさりとても情緒ある風景となります。

体力に自身がない方でも楽々と登ることができる丘ですので、ぜひみなさん三角埔に足を運んでみてください。

三角埔 登山口入り口新北市樹林區忠義街24号付近
おすすめ登山時間15時〜夕暮れまで
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