台湾旅行でのPM 2.5 対策

台湾PM2.5対策

台湾の空気汚染問題

あまり、フォーカスされることはありませんが、台湾は第二次産業を中心に発展した国のために、空気汚染やPM2.5の問題が存在しております。
台湾国内には多くの工業地域や工場があり工場排気問題が存在しております。また、スクーターやバイクの利用者が多く、排気ガスの問題もあります。
昨今自動車やバイクに対しては厳しい排気規制や電気自動車、電気バイク購入推進などの取り組みが進められていますが、2020年の時点ではまだ大気汚染が改善するまでには至っておりません。

そのため台湾に住む人は個人で大気汚染対策をしており、ここではその一部を紹介させていただきます。

PM2.5ってなに?

PM2.5(微小粒子状物質)は大きさが2.5マイクロメートル(1マイクロメートル=1mmの千分の1、髪の毛の太さの30分の1)以下の非常に小さな粒子です。
共に言及されることが多い、PM10(2.5マイクロメートル未満10マイクロメートル以下の粒子)より小さい大気中の浮遊汚染物質です。

その微小さから人体の奥に入り込みやすく、のどの痛みや目のかゆみを起こしたり、ぜんそく、気管支炎、肺がんの発症リスクを高めると言われています。また環境汚染の原因にもなるとして、世界的に対策が進められている有害物質です。

pm2.5の環境基準

日本ではPM2.5は70を越えると大気汚染がひどいという判断されるされることがありますが、台湾では季節にもよりますが、70を越えるという日が続くことがあります。

台湾のPM2.5状況は以下のサイトより確認をすることができますので、旅行の際には外出前にチェックすることをお勧めします。

台湾の大気汚染マップ

PM 2.5の予防&対策

・マスク
最も簡単にできる予防と対策としては市販のPM2.5用のマスクを購入するという方法があります。
値段も安価で薬局やスーパーで簡単に手に入るため、台湾に到着した際に購入しておくと便利です。

・のど飴
PM2.5を吸い込むと人によっては喉が非常に痛くなることがありますので、万が一喉が痛くなった時のために準備をしておくことをお勧めしておきます。

・徒歩、自転車の移動を避ける
日常生活で一番PM2.5の影響を受けるのは、車やバイクの排気ガスとなります。そのため、交通量の多い通りを避けるということが一番ですが、台北や高雄などはは人口密度が高いため、ほとんどの地域で一定の交通量があるため市内の移動は電車、地下鉄、バスなどの外気と遮断された移動手段を利用することをお勧めします。

PM2.5対策
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