11月11日は年に大安売りイベント!?台湾の双11(ダブル11)について調べてみました!

ダブル11

なぜ台湾では11月11日に皆爆買いをするのでしょうか?

最近はインバウンドマーケティングの影響で日本でも11月11日にダブル11という販促イベントを行う企業が増えてきており、このイベントの知名度も高くなっておりますが、このイベントがどういう性質のものかまだ知らない人が多いと思いますので、調べてみました!

表題に台湾のダブル11と記載しておりますが、ダブル11の発祥は2009年11月11日に中国でアリババがオンラインの販促イベントとして開始したのが元となっております。
中国で11月11日は光棍節(ぐぁん くぅん じえ)というイベントがあり、これは独身の日と呼ばれ、独身の人が独身同士でパーティーを開いたり、婚活パーティーを開いたりするイベントでした。
そこにアリババは目をつけ、男性の独身向け商品を安く販売するということから始まりました。
このアリババの販促イベントは成功し、最初のダブル11のイベントから10年以上たったいまではアリババだけではなく、中国全域で安売りイベントが行われるようになっております。

そんなダブル11は台湾でもすぐに取り入れられました。台湾で最初にダブル11が行われたのは2010年11月11日に中国のオンラインモール天猫が台湾ユーザー向けにオンライン上の販促キャンペーンとオフラインでミュージックライブイベントを開催し、かなり大規模なプロモーションを行いました。
その当時は台湾企業はまだダブル11という概念がありませんでしたが、その後2011年にYahooモール 台湾、2012年にPC homeとMomoがそれぞれオンライン販促キャンペーンを開催しました。
その後一般ユーザーにもダブル11というイベントが徐々に浸透していき、2015年以降は台湾でもオンライン販促キャンペーンの一大イベントとなっております。

台湾のダブル11は中国のそれと比べると「独身の日」という性質が失われ、「なんでも安くで買えるイベント」という性質が強く、その理由は台湾の3大オンラインモールと言われる、Yahooモール(男女関係なく多彩なカテゴリーがある)、Momo(コスメ、健康食品などの女性向け商品が中心)、PC home(パソコンや周辺機器などの男性向け商品が中心)が一斉にキャンペーンを行うため、販促のターゲットが独身や男女という枠を超えて行われているためだと考えております。
(2020年現在は中国でもすでに「独身の日」という性質はほぼ失われております。)

さて、そんな台湾のダブル11は電化製品が70%オフになったり、クレカ払いすると支払い金額の23%が戻ってくるなど、一消費者としては非常に嬉しいですが、こんなに還元してブランドさん大丈夫?と逆に心配してしまうこともあります。
また毎年ダブル11のために日本の紅白歌合戦のようなミュージックライブを開催したりして、もう販促キャンペーンというより一種のお祭りのようになっております。

2020年のダブル11の傾向をみていると、台湾3大モールのYahooモール、Momo、PChomeは壮絶な安売り合戦とPR合戦を行なっておりますが、それ以外の中小規模モール、中小ブランドはダブル11と売り出しているものの、割引額やサービスは常識的な範囲に収まっており、あまり積極的に販売をしようという感じではありませんでした。

ちなみに中国語の動画ですが、PChomeが開催しているダブル11のミュージックライブの様子の動画を貼りますので、お祭り騒ぎ感をぜひ体験してみてください。
(編集長個人の意見としては、オンラインモールで販売を伸ばすためにライブを開催するというのがすごいと感じております。)

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