【台湾旅行でのトラブルと対処法】盗難・犯罪

台湾は治安が安定しており、女性どうしの旅行や一人旅も大きな心配はありません。
しかし、どんなに治安のよい国でも、窃盗、詐欺、強盗などに遭遇する可能性がないとは言い切れません。とくに観光客は狙われやすいので、万一に備えて代表的な例をあげてみます。ぜひ台湾旅行の予備知識として参考にして下さい。

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台湾旅行時に注意したい旅行者が遭遇しやすい犯罪・トラブル

1:置き引き、スリ、ひったくり

被害例
・繁華街や大型デパート等で買い物中にパスポート、現金等のスリ被害に遭った。
・夜市でスリの被害に遭った。
・地下鉄に乗る時すれ違いざまに財布を盗られた。
・居酒屋で食事している間に席に置いてあったバックを置き引きされた。
・空港で、荷物から目を離した隙に貴重品の入ったカバンごと置き引きされた。

防止策
・たくさんの人が集まる駅や空港、繁華街大型デパートなどでは荷物から目を離さないようにする。
・高速バスやMRTなどの車内では貴重品は身につけるか、手元に置いておく。
・財布やパスポートはバッグの内ポケットなど外から見えず、かつ簡単に出せないところにしっかりしまう。
・必要以上の現金を持ち歩かない。
・パスポート、現金、クレジットカード、航空券などは分散して保管する。
・貴重品はホテルのセーフティ・ボックスに預けておく。

海外旅行保険では現金の盗難は補償されない
海外旅行保険では現金やクレジットカードの盗難、スリなどの被害は補償の対象外のものがあります。しかし、トラブルが起きて弁護士が必要という事態にならないとも言えません。万が一に備えて、盗難やスリに対応した海外旅行保険の加入をおすすめします。
また、海外旅行保険加入時には補償範囲をしっかり確認しておきましょう。

2:飲食店、屋台、露店でのぼったくり

被害例
屋台やバーで不当な料金を請求された。
※バーの料金は一般店よりも割高の場合が多く、旅行者側がぼったくりと勘違いしてしまう場合もあります。

防止策
・値段が表示されたメニューを準備する屋台や値段表示のあるバーを利用する。
・前もって値段を確認してから注文する。
・カードで支払った場合は、その場でレシートを確認する。
※ぼったくりではなく、機器エラーや操作ミスもあるので、すぐに気づけばその場で解決できる
・飲食店では、ぼったくりではなく、習慣の違いによるコミュニケーショントラブルも多いため、疑問に思ったら、その場で確認する。
※例)サービス費がかかる飲食店も多いため注文前に確認をする。

3:呼び込み

被害例
・コスメ店の店頭で呼び込みをされ、腕をつかまれて店内に。何かを買わないと帰してもらえない強引さで接客された。
・市場の通りで、皮革製品が安いと呼び込みをされ、店まで案内するとついて行ったら、怪しげな路地に向かうので怖くなった逃げた。

防止策
・しつこい勧誘には耳を貸さない。不要な場合ははっきりと「NO」と言う。
・「店は別の場所にある」「もっといいものが店にある」などと別の場所に連れて行こうとする場合は、ついていかない。

4:ナンパ

被害例
・クラブで、欧米人風の男性から英語でナンパされ、手を握られたり、体に触られたりした後、どこかに連れて行かれそうになった。
・クラブで踊っている振りをして体に触れるわいせつ行為やスリも発生。
※加害者は主に台湾人ではなく台湾に旅行に来ている外国人のケースが多いです。

防止策
・クラブでは、欧米人もしくは日本人から声をかけられたら十分に警戒し、むやみについていかない。
・もし怪しい人に遭遇したり、強引にどこかに連れて行かれそうになったら、近くの台湾人に助けを求める。

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