台北で最大級の日本家屋、台灣文學基地
活気のある市場、人懐っこい人々、どこか懐かしさ感じる台湾に魅了される方は多いのではないでしょうか?
そんな台湾通が愛してやまない、昔ながらの町並みが濃く残る迪化街は、台北でも有数の観光スポットです。
そして、2020年また台北にひとつ1930年代の台湾を見せてくれる新たな観光スポット「台灣文學基地」が誕生しました。
注目は何と言っても、台北最大の日本家屋。
修復作業は約20年かけて細部まで行われ「台湾にいながら、日本にいる気分になれる」と、今台湾の方からじわじわと話題を集めています。
台湾にいるにも関わらず、まるで日本にいるかのような空間は、台湾と日本が歴史的に深いかかわりがあることを示しています。
また、敷地内には台湾で人気の抹茶カフェ「Macha one」も。
今回は、台灣文學基地とMacha oneを皆さんにご紹介します。
台灣文學基地に行ってみた!
台灣文學基地は、1930年~1940年に官僚たちの宿舎として使われていた建物を、修復した場所です。
2006年には文化遺産にも登録され、大切に保管されています。
台灣文學基地は350坪ほどの広さで、齊東詩社、悅讀館、繆思苑、創作坊、齊東舍、展覽廳、文學厝の7つの建物から成り立っています。
それぞれの建物に役割があり、歴史や文学の紹介、時には期間限定の展覧会が開かれているので、いつきても新しい発見があるのが嬉しいポイント。
コンクリートでつくられた建物が多い台湾では、木造の家はとてもめずらしく、昔の日本にタイムスリップしたような気分に。
当時作られた防空壕も残されており、戦争が本当にあったことを物語っています。
室内には生活感溢れるレトロなインテリアが置かれており、なんだかおばあちゃんの家に来たような気持ちになります。
また、台灣文學基地に来たらぜひ行ってみてほしいのが、併設された抹茶専門店のMacha one。
台湾で抹茶が好きな人なら、知らない人はいない有名な抹茶スイーツ専門店です。
台湾のインスタグラマーさんも、こぞって来店する人気店なんだとか。
席によって利用時間と最低消費金額が異なり、もっとも安い席でも450元+10%サービス料がかかるので、ちょっとお高め。
席の種類はカウンター、一般席、ボックス席があります。
席数は多くないのでお目当ての席がある方は、事前に予約するのがオススメです。
大理石を使った高級感あふれるカウンターでは、訓練されたスタッフが繊細な手つきでスイーツを作りあげる様子を間近で見ることができます。
メニューの内容や食材、日本文化について、スタッフさんに聞けば、丁寧に回答してくれます。
もしかしたら、日本人でもしらない知識を教えてもらえるかもしれません!
スイーツは抹茶を使ったミルクレープや、目の前でクリームをしぼって完成させるモンブランなどが有名です。
その他にも、その場でいれてくれるお抹茶も。
お抹茶の苦みがスイーツとよく合います。
店名に「Macha」と入っているので、全てのメニューに抹茶が入っているのでは!?と思うかもしれませんが、抹茶を使っていないメニューも充実しています。
コーヒーやケーキ、和菓子まで様々なラインナップが揃っています。
価格は一般的なカフェに比べると高めですが、100年以上の歴史をもったモダンな空間でいただく洗練されたスイーツの味は、1度行ってみる価値はあると思います。
台灣文學基地に来られた方は、ぜひ行ってみてくださいね。
台灣文學基地へのアクセス
住所 | 台北市中正區濟南路二段27號 |
アクセス | 台北MRT忠孝新生駅から徒歩6分 |
電話番号 | 02-2327-9657 |
公式Facebookページ | こちら |
営業時間 | 10:00~18:00 |
定休日 | 月曜日 |
Macha one
macha oneをお目当てに行かれる方は、営業日を事前にFacebookページで確認することをオススメします。
店舗が貸し切りになっていると、カフェを利用できないことがあります。