台湾の小觀音山とは
小觀音山とは台北市と新北市の間に位置する標高1066mの山です。主峰、北峰、北北峰、西峰、西西峰があって、その全てが陽明山國家公園に属しています。
中級者向けの山で、最も長いコースのコースタイムは6~7時間ほど。
山頂から眺める景色が青々として綺麗なことから、台北の抹茶山とも呼ばれています。
すごく綺麗な景色ですね
小觀音山は台湾最大の噴火口でもあるんです。驚きですね。
台湾の小觀音山に挑戦してみた
小觀音山を登ってみましたので、その詳細をご紹介します。
小觀音山に入山
まずは、大屯山鞍部氣象站後停車場に車を停めて登山準備です。駐車場には何台も車が止まっており、登山者の多い山だなと感じました。
準備が完了したら、駐車場の横の登山口から入山します。
この駐車場の横の道は公式に認められている道ではないらしく、歩いていても看板のようなサインは出てきません。
ですが、登山者によるサインや道しるべが多く、進むべき道がわかるようになっています。
しばらく山の中を歩いていきます。緑豊かですね。
小觀音山には山之家など昔の遺跡が数多く残されています。
山之家を通り過ぎ、主峰を目指します。
小觀音山の主な登山ルートは主峰、北峰、北北峰、西峰、西西峰の全部を周るO型のルートと、主峰と西峰に行くY型のルートの2つです。
私たちは主峰に行ってから西峰を目指す、Y字型のルートを選択しました。
小觀音山の主峰を目指す
木々に囲まれたエリアを抜けると竹林が出てきます。登山客が多く、竹林の中に道がしっかりとできています。
足を取られないように、気を付けて進みます。
まるで、トンネルのような道を発見!背の高い方は進むのが大変そうですね。
主峰を目指して、どんどん進みます。
ついに、主峰に到着!
青々としていて、台北抹茶山と呼ばれる理由がわかりますね。
小觀音山の近くには台湾電視公司の中継局などがあり、いくつかの電波塔が見えます。
中継局でお仕事がある人は、この山の中継局に数日泊まり込んでお仕事するそうです。
仕事の後は、山の景色を見ながらゆったりと過ごせそうですね。
小觀音山の西峰を目指す
主峰の次は、山之家付近まで戻り、西峰に向かいます。来た道を戻るため、途中まではスムーズに進めます。
最後は、登って西峰に到着です。
空と山のコントラストが綺麗です。
西峰には「大屯溪古道防迷標誌6」と記載された標石などがあります。
こちらの石の横には、西峰の土地調査局によって海抜1043メートルと記載されているそうです。
でも草で良く見えなかったので上から撮影。
山頂を心行くまで楽しんだら、下山して駐車場まで戻ります。
主峰と西峰を行きましたが、コースタイムは2時間ちょっとでした。
小觀音山へのアクセス方法
私たちは、大屯山鞍部氣象站後停車場に車を停めて、小觀音山に登りました。
小觀音山を登るには入園申請が必要です。
小觀音山をグルっとO型に周るコースは6~7時間ほどかかるらしく、Y型コースであれば2~3時間ほどです。
私たちのように、自分が行きたい登山コースを作成して申請することも可能です。
住所(Google map) | https://maps.app.goo.gl/WvrT4vJxiXQphvyM8 |
入園申請 | 必要 |
管理局公式HP | コチラ |