医学の神様に健康と長寿をお願いしに行こう〜大龍峒保安宮〜

台湾お祓い、保安宮

医学の神様が祀られたパワースポット

台北市大同区にある大龍峒保安宮(だぁっ るぅおん とん ばお あん ごん)には保生大帝が主神として祀られております。保生大帝は名医だったため医療や医学の神と信仰されており、健康運や長生きといった事にご利益があるとされております。また大龍峒保安宮は龍山寺、厳祖師廟と並んで台北の三大寺廟と称されており、国家第二級古蹟にも指定されています。

大龍峒保安宮は1742年に中国の福建省にある同安県から移住してきた人たちにより建立されました。
建立時の大龍峒保安宮は今の姿とは違い小さな建物だったそうですが、1830年、1918年の2度の大規模な修繕をされて現在の姿となりました。
大龍峒保安宮の建物は台湾の数ある廟の中でも抜きん出た美しさで、前門から周りの壁画、天井や屋根、細部まで丁寧に彫刻された龍や焼き物等の作品は大変見ごたえがあり、本殿の三十六神将祭神や素晴らしい装飾は芸術的な価値も大変高く、台湾で唯一ユネスコのアジア太平洋遺産保全賞を受賞しました。

台湾プラス編集部としては夕方から夜にかけての薄暗い空の下、赤い灯りが灯った建物の姿が最もこの大龍峒保安宮が綺麗になる時間帯だと感じております。

この大龍峒保安宮はいつも多くの観光客で溢れている龍山寺・行天宮と比べると、地元感の強く、穏やかな雰囲気な廟で、日本語の案内もありゆっくり観光をしたいと言う方に適しています。(日本語案内は5名から申し込み可能です)

大龍峒保安宮 住所台北市哈密街61号
開放時間年中無休。6:30~22:00
アクセス台北地下鉄「圓山」駅より徒歩13分。
ホームページhttp://www.baoan.org.tw/JAPAN/index.html