台湾の音楽フェス大港開唱(Megaport Festival)とは?
大港開唱(Megaport Festival)とは、2006年から台湾の高雄市で開催されている音楽フェスティバルです。
毎年3月に開催され、今年で15年目。
台湾南部で最大の音楽フェスティバルに成長しました。
大港開唱(Megaport Festival)は高雄市塩埕区の駁二芸術特区の一帯で開催されます。
高雄港に位置する駁二芸術特区では、ユニークなアートや景観も楽しめますよ。
大港開唱(Megaport Festival)のメインステージを見るにはチケットが必要です。
このチケットですが、発売開始から数分で売り切れてしまうほど大人気!
公式サイト「大港人」から会員登録すると、チケット購入代金の割引や優先購入を受けられる仕組みがあります。
みんな、会員登録したり、友だちを集めて大人数でチケット販売サイトにアクセスして購入チャンスを上げたりと工夫しています。
チケットと身分証明書を見せると、入場券代わりとなるリストバンドをもらえます。
大港開唱(Megaport Festival)は、チケットを買えなかったと涙する人も少なくない、大人気の音楽フェスです。
音楽フェス2024大港開唱(Megaport Festival)に行ってきました
2024年3月に開催された音楽フェス大港開唱(Megaport Festival)のチケットを入手できたので、現地に行ってきました。
音楽フェス2024年3月開催!テーマは人生と音楽
大港開唱(Megaport Festival)のテーマは人生と音楽。
フェスの会場には給水所が設置されています。
食べ物を販売するショップもあり、使用した食器類のリサイクルを推進したりしています。
来場者が音楽フェスでの給水所やリサイクルを通じて限られた資源について学び、日常生活を考え直すことを目的にしているそうです。
大港開唱(Megaport Festival)は15年目となり、長い間続いているイベントです。
誰かにとって忘れられない思い出になっていたり、学生時代からの恒例のイベントになっていたり。
人生をともに歩む音楽フェスということで、テーマは「人生と音楽」だそうです。
目印は高雄流行音楽中心(ポップアップミュージックセンター)
高雄流行音楽中心(ポップアップミュージックセンター)は独特なデザインが特徴の建物です。
遠くからでも、すぐわかります。
音楽フェス大港開唱(Megaport Festival)が始まった当初、高雄流行音楽中心(ポップアップミュージックセンター)は建設されていませんでした。
高雄流行音楽中心がある場所に設置された屋外ステージで大港開唱(Megaport Festival)が開催されていたそうです。
屋外ステージの様子。
高雄流行音楽中心(ポップアップミュージックセンター)がオープン後は「女神龍」と「海龍王」と呼ばれる2つのステージが設置されています。
大港開唱(Megaport Festival)のステージ「女神龍」と「海龍王」に行きたい時は高雄流行音楽中心(ポップアップミュージックセンター)が目印ですよ。
大港開唱(Megaport Festival)2024のステージ一覧
音楽フェス大港開唱2024では10のステージが出現しました。
- 「南霸天」:埠頭の大型野外ステージ
- 「海龍王」:高雄流行音楽中心の屋内ステージ
- 「女神龍」:高雄流行音楽中心の屋外ステージ
- 「卡魔麥」:駁二芸術特区倉庫内のステージ
- 「出頭天」:倉庫の屋上にあるステージ(チケット不要)
- 「海波浪」:「藍寶石」の隣のステージ
- 「大雄丸」:船上ステージ
- 「藍寶石」:「海波浪」の隣のステージ
- 「青春夢」:イベントエリア近くのステージ(チケット不要)
- 「小港祭」:フードコード近くのステージ(チケット不要)
「南霸天」などチケットが必要なエリアに入る時は、入り口を通る必要があります。
アバンギャルディ (avantgardey)は「南霸天」のステージで出演していました。
たくさんのステージがあり、大勢のグループが出演する大港開唱(Megaport Festival)では、ステージによってはアーティストの方と話せる可能性があります。
出演者の方と一緒に写真を撮らせていただきました。
青い空や海を背景に聴く音楽は、いつも以上に心に響く感じがします。
それぞれのステージの出演スケジュールは、当日の会場にわかりやすく設置されています。
時間帯やステージによっては、すごく混みあいますので、早めに移動を開始すると安心です。
大港開唱(Megaport Festival)のおすすめスポット
大港開唱(Megaport Festival)2024が開催された駁二芸術特区には埠頭へと続く橋があります。
この橋ですが、毎日15時になると3分間かけて水平方向に回転する旋回橋です。
平日は15時のみですが、金土日は1日2回。
15時と19時に橋が旋回します。
台湾で初めて建設された旋回橋なので、大港開唱(Megaport Festival)に来た時は見ておきたいスポットです。
大港開唱(Megaport Festival)では、様々なショップもあります。
食べ物、ドリンク、小物ショップなど、空いている時間に見て周ると楽しいですよ。
大港開唱(Megaport Festival)のチケットの有無に関係ない場所のため、たくさんの人がいます。
グループで行く方は迷子にならないよう、ご注意ください。笑
素敵な絵ハガキのショップを発見。
お土産やプレゼントにいいなと思う小物を販売しているショップもありました。
写真を見ていてお気づきの方も多いかもしれませんが、駁二芸術特区で撮影する向きによっては高雄85ビルが映ります。
高雄85ビルは高雄市で1番高いビルなのですが、近くでは建物の全部が綺麗に撮れません。
この駁二芸術特区だと、高雄85ビルがちょうどいいサイズで映り込むので、高雄85ビルを背景に写真を撮る人も多いですよ。
大港開唱(Megaport Festival)2024の出演アーティスト
10のステージが設置された大港開唱では、たくさんのアーティストが出演しています。
- 満島ひかり
- マキシマムザホルモン
- アバンギャルディ(avantgardey)
- 草東沒有派對(No Party For Cao Dong)
- 閃靈樂團(CHTHONIC)
など全てを挙げきれないので、一部のアーティストをご紹介。
そして、私の最推し「閃靈樂團(CHTHONIC)」について語っていきます。笑
大港開唱(Megaport Festival)の「閃靈樂團(CHTHONIC)」
ヘヴィメタルバンド閃靈樂團(CHTHONIC)は音楽に民族楽器を取り入れていて、独特の音色を持つバンドです。
2024年の大港開唱(Megaport Festival)では中華電信の協力を得て、ステージで5Gの投影技術を導入。
音楽と映像が融合した素敵な演出が繰り広げられました。
出典:閃靈公式ホームページ(2023年大港開唱出演時の写真)
毎年、大港開唱では耳、目、空気と全身で感じられる迫力満点のステージを楽します。
大港開唱に行く時は、閃靈樂團(CHTHONIC)を要チェックですよ!!
閃靈樂團のボーカル林昶佐(Freddy Lim)氏は、大港開唱(Megaport Festival)の発起人です。
林昶佐(Freddy Lim)氏は現在、政治家でもあり、アーティストでもあります。
大港開唱(Megaport Festival)へのアクセス方法
大港開唱(Megaport Festival)2024のステージが2つ設置された高雄流行音楽中心(ポップアップミュージックセンター)です。
駁二芸術特区にもステージがあり、水平方向に旋回する橋の周辺に会場が集まっています。
大港開唱(Megaport Festival)は毎年3月ごろに開催され、チケットの販売は1月ごろに行われます。
チケットは数分で完売するほど大人気なので、個人で購入する時は作戦が重要です!
大港開唱(Megaport Festival)2023の様子はコチラです。