「毎日飲みたいと思えるビール造り」がモットーの手作りクラフトビール
台湾で飲んだくれたい!
台湾の素敵なバーを知りたい!
というお酒好きのユーザー様から台湾のお酒情報をもっと知りたいとのご要望を受け、台湾のお酒ブランドやバーを紹介するこの企画。
今回は今勢いにのっている台湾クラフトビール界の中で、幼少期を遠いコロンビアで過ごしたビール職人がつくった手作りクラフトビールブランドがあると聞き、桃園の「五十五街精釀啤酒」まで行ってきました!
手作りクラフトビールに興味のある方は、必見です。
「五十五街精釀啤酒」へ行ってみた!
台湾鉄道の桃園駅からたった車で10分の距離にある、「五十五街精釀啤酒」。
住宅街にひっそりと工場を構えます。
約5年前に新北市の新荘から、桃園に引っ越してきたという「五十五街精釀啤酒」。
引っ越しのタイミングで拡大したとのことですが、それでも人の手で行う手作業にこだわり、麦芽のかすのかきだしや瓶詰め作業のほぼ全ての工程を人の手で行っています。
「五十五街精釀啤酒」のビール職人でありオーナーでもあるJackは、幼少期をコロンビアのボコダ55番街で過ごしたことから、ブランド名にもその名前をつけたんだそう。
友人のビール工場で働いたことからビール界へ身を投じ、その後自身のブランドをもちたいと台湾で工場を作りました。Jackは「自分が毎日飲みたいと思えるビール造り」をモットーに、その土地のできるだけ無加工の食材を使う事を理念とし、日々ビール造りに励んでいます。
クラフトビールというと、食パンや牡蠣など意外な組み合わせをよく見かけます。「五十五街精釀啤酒」でも新しいビール開発に力を入れており、以前は檳榔(ビンロー)やタピオカミルクティーを使ったビールにも挑戦されていたんだとか!
失敗も多いそうですが、今商品化されているビールたちはJackたちの厳しい審査を潜り抜けた自信の一品。ビールにも期待が募ります。
酵母やホップはほぼすべてが輸入品。
イギリスから購入することが多いんだそう。
「五十五街精釀啤酒」を代表するビールはこの5本。
左から桂圓琥珀愛爾/IPA/火龍果柳橙酸啤/百岳拉格/一直喝Session IPA。
ぱっと目を引くラベルはなんと、一直喝Session IPA以外はJackのオリジナルデザインなんだそう。
一直喝Session IPAは台湾で活躍しているグラフィティアーティストとのコラボラベル。
「五十五街精釀啤酒」を試飲させてもらいました!
今回わたしたちが試飲させてもらったのは、「五十五街精釀啤酒」で最も人気の桂圓琥珀愛爾と百岳拉格。
まだ瓶詰めもされていない、新鮮なビールをいただきました!
桂圓琥珀愛爾(Amber Ale brewed with Dried Longan)
厳選された台湾産ドライリュウガンをたっぷり使ったビール。
人工的な甘さはなく、自然なドライリュウガンの香りと甘みが口にほんのりと広がります。
どこか懐かしい味ながらも、わずかな苦みと麦の芳ばしい香りで大人の味に仕上げた「五十五街精釀啤酒」を代表する一杯。
百岳拉格(Mountain Lager)
ドイツ産の最高級麦芽と台湾でよく飲まれている麦茶「麥仔茶」を掛け合わせたラガービール。
口に含むと麦の香りに、ほんのりヘーゼルナッツを感じさせる上品な香りが漂います。
苦みが少なくすっきりした味わいなので、普段クラフトビールを飲まない方にもオススメの一品。
「五十五街精釀啤酒」へのアクセス
公式SNSでは販売場所の情報の他、ビールのお取り寄せも行っています。
気になる方は、ぜひ「五十五街精釀啤酒」のSNSをチェックしてくださいね。