温水シャワーに水洗トイレ完備で小さい子供連れでも安心キャンプ!
今回は台北から車で2時間、桃園市の南東、拉拉山(らー らー さん)と東眼山(どん いぇん さん )の中間に位置する山の谷間に忘れ里のようなキャンプ場夏蝶冬櫻山谷園地(しゃ でぃえ どん いん さん ぐぅ ゆぇん でぃ)で旦那&ワクワクキッズ2人連れでキャンプをしてきました!
夏蝶冬櫻山谷園地は標高830mの山の谷間にあるキャンプ場で、共用で使うシャワーやキッチンが完備されているロッジとテント7張り分のキャンプスペースという小さなキャンプ場です。
4月の台湾はもう夏の足音が近づいており、この日も太陽がランランとした朝です。普段より早起きした寝ぼけ眼の子供を車の中に放り込み旦那の運転する車で出発です。台北から高速道路を走り新北市三峡のジャンクションで国道3号線におり南下、途中で国道7号線に乗り換えここから約1時間半ひたすら山道を走り続けます。山道はアップダウンやカーブが多く、車酔いをする方は前もって酔い止めを飲むんで置くことをお勧めします。
そんな山道をの終着点、山の谷間の細い道を入ると目的地夏蝶冬櫻山谷園地に到着です。
夏蝶冬櫻山谷園地はロッジとキャンプスペース、公園地区に別れており、キャンプスペースの中央にはこの山に住んでいる言われる台湾ツキノワグマの銅像が建てられていて、その銅像の周りにテントスペースがあります。
キャンプスペースと公園地区には楓や桜、梅、藤などの木々が植林されており2月〜3月にはキャンプ場の至る所で桜の花見を楽しむことができるそうです。
ロッジには水道が引かれており、キッチン、トイレだけでなく温水シャワーもここで利用することができます。また事務所も兼ねており、緊急時の対応や救急箱なども常備されているため、もし子供が怪我をしてしまったりした場合はここで対処してもらうことができます。
私たちが訪れた日は天気が非常によく、頭上を囲む山の木々の新緑は目に鮮やかで穏やかに流れる風は冷んやりとして山肌からマイナスイオンを運んできてくれているようです。
この日キャンプ客は私たち違いにもう一組の家族連れだけで、のんびりと静かな時間を過ごすことができ、子供たちも緑の中で元気よく走り回ってました。
キャンプでの楽しみといえば食事ですが、今回は前もってバーベキューの準備をすることができなかったため、スーパーで購入した鶏の丸焼きをロッジのオーブンで再加熱した物をみんなで食べました。若干手抜き感がありますが、キャンプでは何を食べてもとても美味しく感じます。(本格的なキャンプもいいですが、共働きで子供がいるキャンプは気軽が一番と考えておりますw)
夜はあいにく天候が悪くなり雨こそ降りませんでしたが、雲が出てしまい星空を見ることができませんでしたが、フクロウや虫の鳴き声だけが聞こえる山の合間で過ごす夜は、台北の喧騒を忘れさせてくれ、ぐっすり安眠することができます。
夏蝶冬櫻山谷園地は雲海が見えたり、絶景が見れる展望台があるわけでもありませんが、静かでのんびりとした時間を過ごすのに最適な場所で、車で直接行けるので台北にお住いの方はぜひ週末のレジャー候補地として利用してみてはいかがでしょうか?
夏蝶冬櫻山谷園地 住所 | 桃園市復興区高義里高義蘭36-1号 |
アクセス | 車のみ。 (キャンプツアーを台湾プラスでは組んでいますのでご希望の方は台湾プラスまでご連絡ください。) |