【親子でキャンプ In 台湾】紅葉が楽しめる標高950mにある静かなキャンプ地〜桃園市雅緻キャンプ場〜

台湾キャンプ親子

台湾では珍しい「秋」を堪能できるキャンプ場

台湾はその国土が亜熱帯と熱帯という二つの気候に属しており、平地では四季の差があまりなく、台湾の四季は夏夏夏冬と皮肉を込められて言われることがあるぐらいです。ただそんな常夏の台湾でも中央山脈の高地では季節の変化を楽しむことができ、紅葉や積雪などを見ることが可能です。
今回は桃園市東側の高地にある雅緻(ぃやー ちぃ)キャンプ場をご紹介します。
※中国表記は「雅緻露營區」

雅緻キャンプ場について

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雅緻キャンプ場は桃園市東部、中央山脈の山の中、標高約950mの高さにあるオートキャンプ場です。約10張りのテントスペースがあり、水道や冷蔵庫などが利用できる簡易調理スペースがあるだけのシンプルな設備となっています。
大漢渓(だぁ はん しー)という谷川が近くにながれており、このエリアには他にも多くのキャンプ場がありますが、都市部からは距離があり食料や物資の現地調達は難しく事前に食べものや水などを準備する必要性があります。

泰雅族文化体験

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また雅緻キャンプ場は台湾原住民の泰雅族の居住エリアにあり、このキャンプ場でも泰雅族文化を体験することができます。
泰雅族の民族衣装の貸し出しがあったり、キャンプ場内の様々な場所に泰雅族の伝統的なデザインが施されておりそれらを見て楽しむこともできます。
私たちが訪れた時はキャンプ場のオーナーが餅つき体験を開催していて、一昔前の日本でもよく見られた臼と杵を利用した餅つきを子供たちは体験することができました。

キャンプ飯

キャンプ飯

原住民文化体験をした後はもちろん豚肉でバーベキュー!
台湾原住民料理には様々な種類がありますが、その代表的な料理として豚肉をシンプルに焼いたものがあります。
といっても今回は事前にスーパーで買った味付け豚肉を焼いただけなので、全く原住民料理とは関係なく雰囲気だけでも原住民文化を味わおうという趣旨です。(笑)

静かな山々と夜空

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雅緻キャンプ場はまさに人里離れた山奥という場所にあり、文明的で科学的な騒音とは縁がなく、谷間を走る風の音や山の中に住む鳥の鳴き声が都会暮らしで疲弊した私の耳に優しく入ってきます。
11月〜12月は紅葉を楽しむことができ、台湾では滅多に体験できない紅葉狩りなんてこともできちゃったりします。
また標高が高く空気が澄んでいるため夜になると頭上に満点の星空が広がります。

雅緻キャンプ場アクセス情報

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雅緻キャンプ場は車でしか行くことができず、台北から高速道路3号線で大渓まで走り、国道7号線を南下し石門ダム、小烏來を経てさらに南の山の中に進みます。小烏來からは谷川に沿った山道を進むため道がくねくねと曲がり車酔いをする人には辛い道となりますので酔い止めなどの準備をするといいでしょう。
台北からであれば片道約2時間のドライブで到着できます。

雅緻キャンプ場 住所桃園市復興區三光段122地號果園
アクセス方法台北より車で2時間
雅緻キャンプ場 公式Facebookhttps://www.facebook.com/Wenhong0418/
備考公式Facebookより事前予約が必要
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