台北101ビルの隣にある憩いの場所
世界屈指の高さを誇る台北のシンボルタワー「台北101」周辺は、近代的なビルやデパートなどが立ち並ぶ都会的な場所として有名ですが、台北101に隣接する信義路を少し超えるとそこにはまだ昔ながら台湾の街並みが残っております。その中でも台湾人、観光客双方に人気のエリア「四四南村(すっ すっ なん つぅん)」と呼ばれる場所があります。
四四南村は昔の軍関係者の住居地区だった場所で彼らの集合住宅として長年使われていた軍人村でしたが、都市開発の対象となり1999年に住民は村を去ることになりました。しかし文化保存運動が起き文化遺産として残し、その歴史を現在に伝える文物館と共に、公園やおしゃれなカフェがあったり、アートギャラリーや週末にはフリーマーケット等も開催する市民の憩いの場所に生まれ変わりました。
四四南村の歴史を知るなら、カラフルなドアや窓枠が目印の資料館「眷村文物館(じゅぇん つぅん うぅん う ぐぅぁん)」です。住・食・教育などにカテゴリーを分け、かつてここで生活していた人々の暮らしを物語る家財道具や料理などを展示しています。入場料は無料です。
また四四南村は施設内に可愛いデザインやアートが点在していたり、昔ながらの路地風景など観光客の人気撮影スポットにもなっており多くの台湾人モデルや日本のインスタグラマーもインスタスポットとして人気があります。
そして、台北101ビルの隣にあるということもあり、台北101が綺麗に撮影することができる場所という面もありますので、台北の記念撮影にぜひ四四南村を訪れてみてはいかがでしょうか?
四四南村 住所 | 台北市信義区松勤街50号 |
アクセス | 台北地下鉄 台北101/世貿駅 2番出口から徒歩5分。 |