【本気で台湾登山】高雄市から日帰りで台湾の原生林が楽しめる初心者向け登山コース〜屏東県笠頂山登山道〜

台湾登山

熱帯台湾の自然を体感できるお手軽コース

笠頂山について

台湾の気候帯は北回帰線を境に北部が亜熱帯気候、南部が熱帯気候に属しております。そのため標高が低い山では自生している木々や植物に違いがあります。
今回ご紹介する山は熱帯気候に属する台湾南部の屏東県(ぴん どん しぇん)にある笠頂山(り でぃん さん)です。
笠頂山は659mと比較的低い山で登山道は全長800m、石が多い登山道ですが危険な箇所などは殆どない登山道で、難易度は低く高雄市や屏東市からアクセスがいいこともあり高雄、屏東エリアでは週末に行く登山コースの代表的な場所となっています。

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登山者向け露店

笠頂山には公共交通で行くことができず、レンタカーを借りていく必要があります。登山口付近には専用の駐車場はありませんが、路上に駐車が可能なところがたくさんありそれらのスペースを利用する形となります。また登山口付近にはコンビニなど商店はなく前もって飲料水や軽食を準備するか、登山口付近で地元の人が登山者に向けて簡易的に開いている露店で購入する必要性があります。ただ私が訪れた日は露天には水は売っておらずマンゴーとバナナだけ販売されていたので、前もって水は準備していく方が良さそうです。

登山道

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笠頂山の登山道は人1人通れるぐらいの細さで岩や石が多い道で、登山者が多いため道は踏みならされており比較的歩きやすいです。ただし雨が降った数日後などには登山道上に浮石などもありますので注意が必要です。

道の両脇は雑木林に囲まれており、木々の間から屏東の田園風景を見ることができますが、視界が完全に開けるという場所が少なく、清々しい風が吹き抜けて爽やかで気持ちいい絶景ポイントというのはこのコースには多くありません。
どちらかというと熱帯ならではの熱風の中ムシムシした雑木林を歩いて行くという感じです。(笑)

山頂

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笠頂山の山頂は登山道と同じように背の高い雑木林に囲まれており、その中で土の表面に飛び出した木の根のそばに頂上の標柱があります。
登山口からこの頂上まで約30分の道のりで、ここから下山を合わせると約1時間の行程となり、子供連れや登山初心者など気楽に登山を楽しむには打って付けの登山コースだと感じました。

笠頂山登山道アクセス

笠頂山は屏東県東部に位置しており公共交通で行くことはできず、車やスクーターで移動する必要があります。

笠頂山登山口 住所屏東県瑪家鄉泰平巷83之1号付近

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