天気の良い日にぜひ行きたい、羅東を一望できる羅東文化工場
台北から車で約1時間。
気軽に行ける観光地として、有名な宜蘭(いーらん)。
人気ドラマ「孤独のグルメ」主人公のゴローちゃんが台湾出張編でも宜蘭を訪れているので、知っている方は多いかもしれません。
今回は宜蘭の羅東(ろうどん)にある、羅東の町並みを眺められる、まるで宇宙船のようなユニークな施設をご紹介します。
建物マニア、宜蘭に行かれる方は、必見です!
ぜひ最後までチェックしてみてくださいね。
羅東文化工場に行ってみた!
羅東文化工場はもともと市の展示会場でしたが、先端が大きく突き出し、まるでこの世のものとは思えないような巨大でユニークな見た目が注目を集め、独自に発展。
2008年には台湾建築賞の最優秀賞を受賞したり、台湾映画祭の会場としても使われたことがあります。
台湾国内で注目度の高い建築だということがわかります。
羅東文化工場の特徴は、その変わった形の他に、むき出しの鉄骨が特徴としてあげられます。
もともと羅東は木材産業として発達したため、あえて工業素材を見せることで、その土地の歴史を表しています。
今では、毎週異なる美術品の展覧会や伝統舞踊の公演、手作り市などが開かれる市民施設となっています。
その他地元の人々が集まりダンスの練習をしたり、友達としゃべりをしたり憩いの場所として、欠かせない場所となっています。
写真奥に見えるのは、青年交流中心。
中には机や椅子が置かれており、誰でも使うことができます。
日中はパソコンを持ち込んで、静かな空間で作業をする人も。
休日には、人々が集まり講演会が開かれることもあります。
館内からも、台湾の美しい空を眺められるようにと、あえて外に吹きさらしの構造になっています。
羅東文化工場に来たら、必ず訪れてほしいのは、高さ114メートル(およそ30階建てビル相当)にあるギャラリーと、羅東を360度見渡せる展望台。
台湾の強い日差しを浴びて、キラキラと輝く羅東の町並みは必見です!
1時間ほどあれば、ゆっくり回ることができる羅東文化工場。
秋や春にくれば、とっても気持ちの良い時間を過ごすことができます。
ちょっと歩き疲れたら、羅東文化工場に併設されたカフェでひと休み。
こちらは、宜蘭に複数店舗をもつ人気カフェ。
なんと、カフェの名前は「美み子」。
もしかしたら、オーナーさんが日本と関係があるのかもしれませんね(笑)
ガラス張りの壁からは、心地よい太陽が差し込みます。
店内では、ドリンクをはじめ軽食を販売しています。
台湾国内外から建築マニアが集まる、羅東文化工場。
あっとおどろく大きなスケールと思わずどうなってるの?と中をのぞきたくなる変わった形は、ぜひ一度訪れてほしい観光地。
宜蘭まで来られた方はぜひ行ってみてください。
また、宜蘭は「三星」で作られたねぎがとっても有名!
ネギの代名詞といっても、過言ではありません。
やわらかく甘みがあり、ねぎ独特の香りがある三星ねぎを収穫したり、ねぎ餅を作る体験ができる「葱宝宝体験農場」には、羅東文化工場から車で20分程度でいけるので1歩足を延ばしてみるといいかもしれません。
羅東文化工場へのアクセス
住所 | 265台湾宜蘭県羅東鎮純精路一段96號 |
アクセス | 羅東駅から徒歩20分 |
営業時間 | 9:00~17:00 |
定休日 | 月曜日 ※最新情報は公式HPをご覧ください。 |
電話番号 | 03-9577440 |
公式HP | こちら |