武德宮ってどんなところ?
武德宮(ウー ダー ゴン)は、100年以上の歴史をもち、今なお台中市民がグルメを求めて集まる、台中を代表する第二市場という、市場の中にある廟のこと。
※廟とは
神さまや祖先を祀っている場所。
日本でいうお寺や神社のような存在。
武德宮は、1946年にひどい干ばつが起こり、それを鎮めようと当時の長老たちが神さまを招いたのがきっかけです。
(今でも台湾の中部~南部は雨量が少ないと、断水します・・!)
1958年に現在の姿に建て替えられました。
關聖帝君(関羽)をメインとし、玉上上帝、天上聖母、孚佑帝君、城隍爺、福德正神、三太子などの神さまが武德宮に祀られています。
武德宮はどんなご利益があるの?
メインに祀られている關聖帝君は正義の神と言われており、試験や、仕事など、正義が勝つためのご利益があるといわれています。
そのため、警察の方はよく關聖帝君のもとに訪れるんだとか。
武德宮には、ほかの神さまも祀られているため、一般的な平和や一年の無事などのご利益もあります。
武德宮の様子を見てみよう
それでは、さっそく武德宮の中を見てみましょう!
武德宮の敷地は大きくありませんが、多くの神さまが祀られていますよ。
こちらが入口。
市場の中にあるので、コンパクトにまとまっています。
廟に入るときは、帽子を脱ぐのがマナー!
帽子をかぶっている方は脱ぐと、礼儀がよいですよ。
中に入っていくと、色鮮やかで、細かい彫刻を近くで見ることができます。
武德宮の中心には、關聖帝君をメインとした神さまがいくつも置かれています。
お線香を使って、参拝することができます。
台湾の人は廟を見かけると、廟の中にまで入ることはなくても、手を合わせて3回礼をする人が多いように感じます。
もし時間があまりない!という方は手を合わせて3回礼をしておきましょうね!
ちょうちんの下の電子掲示板にも大きく、關聖帝君と書かれています。
第二市場、台中駅まできたら一歩足をのばして、武德宮にも行ってみよう!
武德宮は第二市場の中にあり、第二市場は台中駅から徒歩約15分ほどで行ける立地にあります。
また、第二市場は台湾の古い町並みが多く残っており、台中のグルメが集まっている場所でもあるので、観光にはピッタリ♪
一緒に武德宮も参拝して、運気をゲットしちゃいましょう!
住所 | 臺中市中區三民路二段87號 |
アクセス | 台鉄台中駅から徒歩15分 |