【台湾人パティシエお薦め】コーヒー1杯、スコーンを1つ。白色木馬の小さなカフェ〜Sconeholic〜

台湾スコーンカフェ

台北にある創作スコーンがおすすめのスコーン専門カフェ

台北の短い冬も終わりに近づきこの2週間の間に徐々に気温も高くなり、これから台湾は一気に夏に向かう様子が見え始めているので、もう今年はコートの出番はないかな?と感じております。

本日紹介するのは台北市大同区の太原路という少し寂れて、少し怪しい、昔ながらの卸街の路地裏にあるスコーン専門カフェの「スコーンホリック」をご紹介いたします。

台北カフェスコーンホリック
台湾カフェ

お店は人気のない昭和の香りがする細い路地の中にありお店自体は小さいのですがガラス張りの入り口の周りには多くの観葉植物があり、さらにドア横に白い木馬がどん!と置かれておりこの路地の中では一際目立ったお店なので、探すのはさほど難しくありませんでした。

台北カフェスコーンホリック

店内はスコーンが入った木製のショーケースが置かれたレジと小さなソファーが2つ置かれているだけの小さな空間で2人組が2組入るともうそれで満員になってしまうぐらいです。

店舗内にはここの店長が集めたレトロ感がある置物や台湾のイラストレーター商品などが飾られており、ゴチャゴチャっとした感じですが全体的に落ち着いた雰囲気があります。

台湾スコーン

店長考案のここでしか食べられないテイストのスコーンがたくさん。

スコーンホリックは店長が自分で考案したスコーンが店長の気分により並べられます。この店長さんはスコーンが大好きで自分が好きな食材を全部スコーンに入れ込んじゃうまさにスコーンホリックです。

今回試食したスコーンは、オリジナルスコーン、アールグレイティースコーン、ネギ豚肉スコーンです。

スコーンホリックのスコーンは出される前に一度小さなオーブンで加熱されてるため、熱々のスコーンを食することができます。

オリジナルスコーンはシンプルなスコーンで日替わりのジャムとセットで出されますが、発酵バターを使って作られているためスコーン自体がバターの風味が強くジャムをつけなくてもとても美味しいです。また中がしっとりとしていて、スーパーで販売しているスコーンのようにパサパサした感じが全くありません。
今日セットで出てきたジャムはパイナップルとクランベリーのミックスジャムで、甘酸っぱいジャムがこのオリジナルスコーンにぴったりです。

アールグレイスコーンもオリジナルスコーンと同じように手で割って断面を見てみると密度が高く中がとてもしっとりしております。甘さは抑えられていることでアールグレイティの味がより際立っています。

そして少し変わり種のスコーン、ネギと豚肉のスコーンです。
一般的には台湾ではスコーンは甘いものなのですが、このネギ豚肉スコーンは台湾の居酒屋料理の味付けでよくあるようなテイストで作られたスコーンです。
これは私も食べるのにちょっと躊躇してしまいましたが、これは台湾にある伝統的なお菓子の月餅や豚肉フレークのパンと同じように少し不思議な味ですが美味しいです。
スコーンをパンと同じように使うという感じですね。

台湾カフェ

スコーンホリックは店長一人で営業しているお店です。お客さんが多い時などはお店にはいれなかったり、営業日が木曜日〜日曜日と限られていますが、美味しいスコーンとコーヒーをゆっくり楽しむには最適な場所ですので、大同区にお越しの際はぜひ足を運んで見てください。

記事では紹介できなかったクチナシの烏龍茶とドリップコーヒーは動画でみることができますので、ぜひご覧ください。

Sconeholic 住所台北市大同区太原路97巷
営業時間木曜日〜土曜日 13:00〜19:30
日曜日 13:00〜18:30
アクセス台北地下街Y7出口から徒歩15分
台北地下鉄 中山駅 6番出口からとほ10分
Sconeholic 公式Facebookhttps://www.facebook.com/sconeholic/
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