【台湾人パティシエお薦め】メニューの無いこだわりのカフェ〜拙室〜

台湾スイーツショップ

こだわりの焙煎士が焙煎したコーヒー

真っ白な夏の日差しのためかひと気のない小さな路地の交差点で民家の垣根に植えられたハイビスカスの木が気持ちよさそうに両腕を広げて気持ちよさそうにしています。

台北市松山区にある民生社区は1970年代にアメリカ式街づくりを目指し都市開発が行われた台北市でも発展初期の高級住宅街です。
そんな閑静な住宅街の中の路地にひっそりとお店を構えるのが今回ご紹介する「拙室」です。

台湾おすすめカフェ
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拙室は焙煎士が自ら焙煎したコーヒー豆で淹れるコーヒーを提供しており、そのメニューは豆の味を最も味わうことができるブラックコーヒーのみとなっております。

またスイーツは店内で手作りされ、常温で食べれるスイーツやクッキー、ビスケットなどを楽しむことができます。

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メニューはパティシエの気の向くまま

拙室の特徴としてスイーツのメニューが存在しておりません。
お店で提供されるスイーツは全てその日手に入った材料とパティシエの気分次第で決まるようになっております。そのために、何を味わえるかわからないと言う楽しみがあるお店といます。

今日紹介するのは焙煎士自ら淹れていただいたアイスコーヒー、セージのハーブティーと手作りのアールグレイティスフレ、そしてチーズテイストのパイ生地ミルフィーユです。

私は浅煎りのアイスコーヒーが好きなため、今回は浅煎りの豆でアイスコーヒー淹れていただきました。
アイスコーヒーは一口飲むと柑橘類とジャスミンのような爽やかなテイストが口に広がり、このテイストは女性でこの味が苦手な人はいないはずです^^

アールグレイティスフレはサクサクとしている中にもしっとりとした芯がありアールグレイのお茶の香りを味わうことができます。
このお茶のスフレはお店でよく提供されるもので、その時々の手に入ったお茶で作られており、どのお茶のフレバーが店頭に並ぶかはその時のお楽しみとのことです。

そして今回のおすすめは焼きミルフィーユ!
何層にも生地が重ねられており、焼き加減も秀逸でふっくらとさらにサクサクx100な食感ががたまりません。
少しスモークが効いたテイストのチーズが香ばしく、スイーツというよりスナックお菓子のように食べることができます。動画を見てもらえればわかりますが、あまりの美味しさにパティシエの人にえ?これ何?すごい美味しいんだけど?とついつい確認をしてしまうほどです。

最後に飲んだのはセージのハーブティーです。
セージを丸々一つお茶に浸けたハーブティーです。飲む前に店長から黒胡椒のような味がするよと伝えられていたのですが、飲んで見ると確かに黒胡椒のような味が強くします。ただ、それ以外にも複雑な味わいで、申し訳ないですがこれは言葉に表す事が非常に難しいですので、ぜひ直接お店で味わってください。

※Yotube動画で解説もしていますので、皆さんぜひ見てください

店長との会話を楽しむ場所

拙室のお店はカウンター席に2人、小さなテーブルに1人座れるだけのスペースのお店で、友達と一緒に行くという場所にはあまり向いておらず、どちらかというと、まったりコーヒーを飲みながら1人本よ読んだりスマホをいじったりするという場所です。
またカウンター席は目の前でコーヒーを淹れてもらえるため、店長さんや焙煎士の方とコーヒー談話をするのも一つの楽しみ方だと思います。

住所台北市松山區新中街2巷23-2
アクセス台北地下鉄南京三民駅1番出口より徒歩15分
営業時間月曜日、火曜日、土曜日、日曜日。13:00〜21:00。
水曜日〜金曜日は休み。
公式Instagramhttps://www.instagram.com/zhuo.studio/