【乾杯台湾!】ビール愛好者必見!台湾で工場とタップルームが一度に楽しめるクラフトビールブランド~林北醸造~

もっとビールを身近に感じてほしいという思いからできたタップルーム

今回は、新北市新店にある「林北醸造(LP Brewery)」に行ってきました!

これまでたくさんのブルワリーとタップルームにお邪魔してきましたが、なんと林北醸造はブルーイングをタップルームで行っているという、今までにないクラフトビールブランドです。

林北醸造のビールは全体的に香りがよく、アルコール度が低いビールが多いので、女性やビール初心者の方にもオススメです。

林北醸造の由来は、雲林にある「林北村」という地名。

台湾の日本統治時代、木材産業が盛んだったころ、阿里山から雲林にある林北村にも木材が運ばれていました。その時代、台湾で初めて林北村に鉄橋が作られました。

このことから”道を切り開く”という思いを込めて「林北醸造」と名づけられたんだそうです。

林北(りんべい)という発音は、ちょっと語気の荒い台湾語に似ているので、オーナーさんがワルなんじゃないかと勝手に想像していましたが、まったく真面目な理由からでした笑

ブルワリーとタップルームが一体化した店内

実際に来店するまで「タップルームにブルワリーがある空間」のイメージがつかなかったのですが、林北醸造のタップルームに入ると、奥に大きなタンクがいくつも並んでおり、本当にブルワリーがありました。

タンクの隣に席があり、タンクをつまみにビールが飲めます笑

他のクラフトビールブランドでは、観光用のブルワリーがあったり、ブルワリーを紹介する展示があります。

しかし、実際にビールを作っている様子を間近で、一般の人が見られるのは、台湾でも少ないのではないでしょうか。

ブルワー兼店長の鹹魚さん

「もっとクラフトビールを身近に感じてほしい」という願いから、このようなつくりになったそうです。

林北釀造のビール紹介

我叫小麥

ナポレオンが飲んだといわれるビールの原材料を取り寄せ、完全再現したサワービール。

「ビール界のシャンパン」と言われ、ほどよい酸味と甘みが特徴。

苦みが全くと言っていいほどなく、さっぱりとした飲み心地。

芒果神偷

マンゴーを使わずマンゴーの芳醇な香りを味わえる一品。

マンゴーが入っていないため、甘みはありません。香料もいっさい使わず、ジューシーなフルーツの香りを作り出しました。

陪我愛我

林北醸造の中で、最も人気のオリジナルビール。

豊かなフルーツの香りに、軽い飲み心地が特徴。WBA(ワールド・ビア・アワード)でも賞をとったことのある、林北醸造を代表するビールです。

生日快樂

デュンケルスタイルのダークラガービール。

しっかりとした麦の香りは残しつつ、すっきりした飲み心地が特徴。

黒ビール特有のカラメルとリュウガンの甘い香りが最後に鼻を抜けていきます。

オーシャンが初めてMVPに選んだ、記念すべき黒ビール。

我是好學生

アメリカ式のエールビール。

林北醸造が卸すビールの中で最も人気の一杯。

しっかりした麦の味わいに、香ばしいパンを思わせる香り。琥珀色が特徴的で、パッションフルーツの香りも持ち合わせます。

お店では、常時10種類のビールを用意。
IPAからサワービール、黒ビールまで様々な種類をラインナップ。

記事内で紹介しているビールの他に、動画内では2種類の隠れビールをいただきました。

期間限定のため、残念ながら一般の方は注文できないそうです。

でも、もしかしたらオーナーさんに頼めば、飲ませてもらえる…かも!?笑

ぜひ挑戦してみてください!

「林北醸造」へのアクセス

住所新北市新店區寶橋路188之6號
アクセスMRT「七張」駅より車で6分
営業時間11:30–14:30
17:30–22:30
※臨時休業はSNSをご覧ください。
電話番号02-8914-5906
公式Facebookこちら
公式Instagramこちら

新店が少し遠いよ、という方は台北市内に林北醸造と提携している「焼肉PUNCH」レストランがあります。

台北市内と台中にもお店がありますので、ぜひ行ってみてくださいね!

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