コーヒー好きなら、一度は訪れたいカフェ
自身のスイーツショップを運営しながら、パティシエとして活躍するオーシャンが気になるカフェを紹介する、この企画。
今回は、アートに敏感な若者が集まる「華山1014 文創園區」の近くに、世界的なバリスタの大会WBC(ワールド・バリスタ・チャンピオンシップ)で世界一に輝いたバリスタが作ったカフェがあります。
世界的な旅行サイト「Big 7 Travel」では、台湾で最も行きたいカフェとして紹介されています。
世界一に相応しく、店内はゆったりとした間取りが用いられており、ラグジュアリーな空間で、コーヒーとスイーツを楽しむことができると、連日お客さんが列をなしています。
そんな台湾で最も有名なカフェへ、わたしたちもお邪魔させていただきました。
興波咖啡へいってみた
MRTの「善導寺」駅から徒歩5分。
お店の入口に到着しました。
入口の門は、いばらのようなデザインが施されています。
こちらは、興波咖啡を創業した吳則霖(Berg Wu)さんの今までの様々な苦労をいばらの門を使って、表現しているんだそうです。
店内はシックで落ち着いた空間。
こちらは午後、左の大きな窓から太陽がよくあたります。
太陽の光をよりとりこめるように、あえてテーブルやイスが低めに作られています。
席と席の間はゆったりとしたスペースがとられています。
壁は打ちっぱなしのコンクリートが目立ちます。
これも創業者である吳則霖(Berg Wu)さんが、素材そのものを活かしたいというこだわりから。
また、店内には多くのアート作品が飾られています。
実はこのアート作品、購入することが可能。
気に入った作品があれば、店員さんに問い合わせることができます。
吹き抜けの天井は、広々とした空間を演出してくれます。
(空中にもアートが・・!)
また、印象的だったのが店員さんのサービス。
台湾では、日本と比べるとちょっとゆるいサービスが多いですが、こちらでは注文時に、丁寧にコーヒーの種類を説明してくれました。
メニューの種類が多く、何を注文すればよいか迷ってしまったのですが、親切な店員さんと相談して、自分にぴったりのコーヒーを注文できました。
興波咖啡のドリンクとスイーツ
興波咖啡はコーヒーやドリンクはもちろん有名なのですが、スイーツがおいしいことでも知られています。
今回注文したのは、こちら。
手沖咖啡(ドリップコーヒー エチオピア イルガチャフィ)
吳則霖(Berg Wu)さん特製ブレンドのハンドドリップコーヒーを楽しむことができます。
浅煎りから中、深煎り。
さらにイタリアンや、台湾茶、台湾スイーツの愛玉(オーギョーチ)が入ったコーヒーまで様々。
迷ったら、店員さんに相談してみるのがオススメです。
黑糖拿鐵(黒糖ラテ)
きめ細かいフォームミルクに、黒糖を上からかけた黒糖ラテ。
もこもこのフォームミルクを口いっぱいに含んでお楽しみください。
半熟蜂蜜蛋糕(半熟カステラ)
興波咖啡の名物スイーツ、半熟カステラ。
見た目はシワシワでちょっと写真映えしませんが、一口頬張れば半熟のしっとりなめらかな食感と、はちみつの香りが口に広がります。
他店の半熟カステラに比べると、しっかりめに焼かれているので生ものがあまり食べられない小さなお子様でも、安心して食べられるのもうれしいポイント。
洋梨藍乳酪蛋糕(洋梨ブルーチーズケーキ)
ちょっと珍しいブルーチーズを使ったチーズケーキ。
ブルーチーズの香りは、口に含むとほんのり香る程度。
ケーキの中に、洋梨の砂糖煮がゴロゴロ入っているので、洋梨やミルクの味わいのほうが存在感が大きいです。
濃厚なミルクの味わいが好きな方には、オススメの一品。
小山園抹茶卷(小山園抹茶ロールケーキ)
台湾で人気の小山園の抹茶を使ったロールケーキ。
きめの細かいシフォンケーキを思わせるしっとりしたスポンジに、抹茶が香る濃厚な抹茶クリームがぎっしり入っています。
こちらも、興波咖啡でとても人気なメニューのひとつ。
濃厚な抹茶が好きな方は、ぜひ注文してみてください。
興波咖啡のアクセス情報
住所 | 台北市中正區忠孝東路二段27號 |
アクセス | MRT「善導寺」駅から徒歩5分 |
営業時間 | 10:00~17:00 |
電話番号 | 02-3322-1888 |
公式HP | https://simplekaffa.com/ |
世界トップレベルの上質なコーヒーとスイーツが楽しめる興波咖啡。
午後の時間は大行列ができますので、できれば午前中の早い時間に行くことをオススメします。