台北で衛兵交代式を見学できる大人気スポットの忠烈祠

台北の忠烈祠とは

忠烈祠の正式名称は國民革命忠烈祠で、国のために殉職した先人たちが祀られている場所です。

入り口の大門の上部には「忠烈祠」の文字が刻まれています。

毎日午前9時から午後5時まで、無料で公開されています。

毎年3月29日と9月3日は慰霊祭が執り行われるため入場が一時的に制限されます。

ですので、訪れる際はご注意くださいね。

入り口の大門から山門を通り、先人が祀られている場所がある大殿までが衛兵交代の舞台になります。

上の写真が大門、下の写真が山門です。

大門から山門に続く、石畳にある5本の線は、衛兵交代が長年にわたり行われたことによってできた跡です。

台北の忠烈祠に行ってきました

台北の忠烈祠に行ってきたので、その時の様子をご紹介します。

衛兵交代が人気の観光スポット

かつて、台北で衛兵交代が見られる観光名所と言えば、忠烈祠と中正紀念堂の2か所ありました。

ですが、2024年7月14日に中正紀念堂での衛兵交代式が終了し、行進パフォーマンスへと切り替わったため、今では衛兵交代式を見られるのは台北の忠烈祠だけです。

衛兵交代式は1時間おきに行われ、交代式の時間は20分ほどです。

私が行った時は陸軍の儀仗隊でした。

台北忠烈祠の交代式は陸軍・海軍・空軍で結成された三軍儀仗隊によって行われます。

儀仗隊は軍によって制服の色が異なるので、以下でサラッとご紹介します。

  • 陸軍は深緑色の制服
  • 空軍は紺色の制服
  • 海軍は夏が白色、冬が黒色の制服

三軍儀仗隊は6か月ごとに軍が入れ替わるので、時期によって衛兵の制服が違います。

衛兵さんが軽々と取り扱っているように見えるこの儀仗、重さはなんと約6.4kgらしいです。

6㎏くらいで私が簡単に想像できるものというと、5kgのお米です(笑)

あのお米よりも重いんですね。

忠烈祠の建築物の特徴と解説

忠烈祠の中を歩いて行くと、忠烈祠の模型を発見しました。

模型の手前、つまり、木々が生えている左側が大門で、右側が山門です。

山門を通り抜けると、大殿、文烈士祠、武烈士祠があります。

忠烈祠は衛兵交代が非常に有名です。

ですが、大門、山門だけではなく、山門通った先にある建築物にも伝統的な特徴があり、ひとつずつ見ていくと面白いですよ。

時間がある時は、忠烈祠の建築物をチェックしてみてくださいね。

それぞれの建築物の特徴を以下にまとめています。

  • 大門牌樓は、上部中央に忠烈祠、左右には成仁と取義、裏側上部中央には萬古流芳、左右には忠義と千秋の文字が書かれている。
  • 山門は、黄色い瑠璃瓦の屋根、梁と柱の和璽彩画、門眼、大理石製の2体の獅子像が特徴。

大門牌樓から山門まで続く広場が大きく、その広場にも伝統的な建物があります。

広場には、鐘樓、鼓樓、脇屋があります。

  • 鐘樓、鼓樓は、八角形のあずまやで青い瑠璃瓦で覆われている。一般公開されていない場所。
  • 左右の脇屋は、事務室と陳列室。「斷簷生箭口」式が採用された二重の屋根が特徴。
  • 大殿は、北方の宮殿様式を模した建物。屋根の黄色い瑠璃瓦が特徴。中央に「国民革命烈士の英霊」の位牌、左側には「中華民族遠祖黄帝英霊」の位牌、右側には「孫文国父の遺影」が置かれている。
  • 文烈士祠は、諸烈士が祀られている場所。屋根の瑠璃瓦と中国式彩色装飾が施された天井が特徴。
  • 武烈士祠は、諸烈士が祀られている場所。文烈士祠と同じく、屋根の瑠璃瓦と中国式彩色装飾が施された天井が特徴。
  • 走馬廊は、伝統的な宮殿式建築における屋根付きの回廊。勝利を収めた「綿湖」および「古寧頭」の戦役が描かれたレリーフが特徴。

走馬廊は大殿の外側の回廊です。

まるでタイムスリップしたかのような雰囲気。

烈士祠で先人たちの歴史を知る

大殿の横を見てみると、烈士祠があります。

衛兵さんが入り口に立つ建物が大殿、その横にある建物です。

中国式彩色の装飾と烈士祠の文字が目を引きます。

中には先人たちが祀られています。

厳かな気持ちになります。

先人のお名前が記載されています。

日本語と英語での説明もあります。

台北の忠烈祠へのアクセス方法

衛兵交代式は1時間ごとにあります。

台北忠烈祠の開放時間は17時までなので、1日の最後の交代式は16時40分から始まって17時には終了します。

住所台北市中山区北安路139号
アクセス方法台北MRT「圓山駅」からタクシーで約10分
開放時間9:00~17:00
入場できない日3月29日と9月3日の前日から当日の正午まで
公式HPコチラ

衛兵交代式と伝統的な建築、そして、先人たちの思いを感じられる大人気の観光スポットです。