夕日と干潟と灯台と。海辺の小動物を見つけに行こう!〜王功漁港と芳苑灯台〜

台湾干潟と灯台

彰化八景の一つに数えられる観光エリア

王功漁港(うぁん ごん ゆぅ がん)は彰化県の西海岸に位置し、後崗川の河口に近くにある台湾の昔ながらの沿岸漁村で地元では「牡蠣の故郷」としても知られているだけでなく、近年では風力発電の風車や白黒で八角系の灯台が作られ昔ながらの漁港と近代的な建造物が同時に見ることができる景観地としても有名です。

王功漁港は牡蠣の養殖やサバヒーの養殖地として有名ですが、漁港としての面以外に湿地生態系の自然が残っている地域としても有名で、マングローブ、水鳥、アサリ、シオマネキ、ムツゴロウなどの湿地帯に住む動植物を鑑賞することができます。

王功漁港には芳苑(ふぁん ゆぇん)灯台と呼ばれる白黒八角系の灯台があります。芳苑灯台は1966年に建設が始まり、1972 年に正式に運用開始された灯台で、高さは37.4mあり台湾で2番目に高い灯台で王功漁港のランドマークとなっています。
八角形の黒と白の直線の縞模様という独特のデザインは漁船から灯台の位置がより分かりやすくするためにこのデザインになったと言われています。

そして王功漁港が最も美しくなると言われているのが日没の時間帯です。
水平線に沈む夕陽が干潟や風車や灯台という全てを茜色に染めていく様はとても綺麗で哀愁のある風景となり、日没時には多くのカメラマンが海沿いにカメラを並べ撮影をしていたり、カップルたちが海風に吹かれながら太陽が沈む様子を眺めている光景を見ることができます。

王功漁港アクセス情報

台湾干潟と灯台

王功漁港は公共交通でアクセスするには不便で基本的には車かレンタカーを借りていく必要があります。公共交通で移動する場合は彰化駅から長距離バスを乗り継いで片道2時間ほどかかりますが、正直にいうと写真撮影などの目的以外では2時間かけてまで行くほどの観光地ではないと考えています。

王功漁港 位置(Google map利用)https://goo.gl/maps/wL2skr81e9GLrNi38
芳苑灯台 観覧可能時間4月-10月火曜日から日曜日 9:00-18:00
11月-3月火曜日から日曜日 09:00-17:00
アクセス情報台湾鉄道 彰化駅 で彰化バス鹿港行きに乗車、市場前バス停で下車、員林バス王功行きに乗り換え、後港バス停下車