台湾のフォトジェニックな花畑〜台中新社花海〜

台湾のフォトジェニックな花畑

台中名物、年に一度の花の絨毯ができる場所

台中市新社区は普段は山林に囲まれた長閑な田舎町です。しかし年に一度この長閑な田舎町に200万人以上もの観光客が押し寄せる時期があります。
その観光客の目的は新社花海(しん さっ ふぁー はい)と呼ばれる大規模フラワーガーデンで年に一度11月〜12月に開催される新社花海節と呼ばれるイベントです。

台湾のフォトジェニックな花畑

新社花海は1910年代まではサトウキビ畑が広がる土地で台中の砂糖の主要産地でした。
しかし、台湾の近代化が進むにつれ砂糖業が衰退していくのに合わせるようにこの新社花海で収穫されるサトウキビの需要も減少していきました。
そしてサトウキビ畑の運営がいきゆかなくなった2005年に畑の運営者の判断で敷地の半分30ヘクタール面積に花を植え、さとうきび畑はフラワーガーデンへと生まれ変わりました。
その後2010年に台中市政府と共同で花の満開になる時期に合わせて新社花海節が開催されるようになり、台中市では誰もが知るガーデンイベントとなりました。

台湾のフォトジェニックな花畑

新社花海にはラベンダー、アキノタムラソウ、コスモス、ひまわり、サルビア、西洋風蝶草、四季咲きベゴニアという熱帯ならではの植物を中心に毎年様々な花が植えられています。
毎年テーマが設けられその内容に沿ったガーデニングがされ、子供連れから大人まで楽しめるようになっており、インスタグラムが流行して以来多くのインスタグラマーやインフルエンサーの撮影場所としても人気があります。

また、新社花海節のイベント時期以外でもこの新社花海には入園可能で、梅の花の季節には梅の花を楽しむことや新社区の農産物販売などをしている為年中楽しむことが可能です。

この新社区は台中市街地から離れた場所にあり交通の便もよくない為、弾丸旅行の候補地としてはあまり適していませんが、11月〜12月に台中旅行を計画しておりなおかつ時間に余裕がある方は台中市イチ大きな花畑で記念撮影をして見るのはいかがでしょうか?

台湾のフォトジェニックな花畑
新社花海 住所台中市新社区協興街30号
開放時間8:00〜16:30(年中無休)
アクセス台湾鉄道台中駅で市バス270、276、277に乗車、「二苗圃口」で下車。
※台湾新幹線台中駅ではありませんので注意してください。
公式Facebookhttps://www.facebook.com/xinsheflowersea/
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