合歡山について
花蓮県と南投県の県境に位置し、台湾中央山脈で登山客から絶大な人気があり、登山好きな人は一度は訪れたことがあるという山が今回ご紹介する合歓山(はぁ ふぁん さん)です。
合歓山は7つの峰からなる山で、もっとも標高が高い合歓主峰(3,417 m)を中心に合歓山北峰(3,422 m)、合歓山東峰(3,421 m)、合歓山西峰(3,145 m)、石門山(3,237 m)、石門北峰(3,278 m)、合歓尖山(3,217 m)が連なっております。
標高だけみると3000m越えの峰ばかりでかなり難易度が高い山なのではないか!と感じてしまいますが、標高約3200mまで車で移動することができ、駐車場やトイレも完備されているだけでなく、合歓山はどの峰の登山道もしっかりと整備されており、登山初心者でもスイスイ進むことができるコースです。
今回私は合歓主峰と合歓尖山の2つの峰に挑戦をしてきましたので2回に分けて記事をアップさせていただきます。
前編は合歓主峰の全長1795mの登山コースに挑戦した記録を書きます。
合歓主峰登山口まで
合歓主峰へはまず車で合歓山に2つある駐車場のうち武嶺駐車場まで向かいます。この武嶺駐車場は標高3275mの高さにあり、駐車場から登山口までは約750mほど離れているので歩いて登山口まで向かう必要がありまが、この駐車場からの眺める景色も美しくまだ登山口についていないのにテンションが上がってきます。
登山口までは車道を歩いて行くため難なく到達することができます。登山口近くには山紅虎杖と呼ばれる花が出迎えてくれました。
合歓主峰登山コース
合歓主峰の登山道は緩やかな傾斜の道が山腹に沿ってゆるゆると続いており、難所という難所はなく、スニーカーなどの軽装備でも問題なく進むことが可能です。
ただ、周りに背の高い木なども無いので天候によっては風が強いことがあるため防寒はしっかりして行くことをお勧めします。
また合歓山のエリアは昔軍隊の管理下にあった地域のため登山コースの所々に軍事施設の跡が未だに残されております。
この施設跡の小さな窓からは風景が切り取られた絵画のように見ることができます。
山頂
駐車場から山頂まで約60分で山頂に到達しました。
合歓主峰山頂は背の低い植物が自生しており、360度のパノラマビューを楽しむことができます。日によっては雲海が広がる絶景を見ることができるそうですが、私が登頂した日は天気が良くほんの少し雲が眼下の山にかかっているぐらいでしたが中央山脈の山々を遠くまで見渡すことができました。
合歓主峰アクセス情報
合歓主峰駐車場(武嶺駐車場) 位置(Google map) | https://goo.gl/maps/PTHgVBMzBsMXkp5J7 |
アクセス | 花蓮市もしくは台中市から車で移動。 |