車で乗り付けられるから小さな子供連れでも楽しめるキャンプ場
5年前ほどから台湾ではオートキャンプが密かなブームとなっており、台湾各地でオートキャンプに対応したキャンプ場が人気を集めております。
オートキャンプとは車をテントの隣に停めて行うキャンプのことで、たくさんの道具を持ってアウトドアを楽しみに行く方や、家族連れで何かと荷物が多くなってしまう方を中心に人気があるキャンプスタイルです。必要な荷物だけを車から降ろせばよいので持ち運び手間がかからず、登山やトレッキングをする体力がない子供でも簡単にキャンプ場に行くことができ、大自然の中でキャンプを気軽に楽しめることが最大の魅力となっております。
そんな台湾で人気のオートキャンプ場を紹介して行く新企画の第一弾として紹介するのは、台北から車で2時間とアクセスが良く衛生面もしっかりとし家族づれに適した台湾プラスおすすめのキャンプ場「牡羊小豆子（む やん しゃお どう ず）キャンプ場」です。
※中国語表記は「牡羊小豆子露營區」です。
牡羊小豆子キャンプ場は新竹県南側の山間部、標高約1120mの高さにあるキャンプ場で、このキャンプ場は高確率で雲海を見ることができるキャンプ場として人気があり水洗トイレや温水シャワーなども完備されており、週末になると多くの家族連れが訪れます。
今回の旅程は1泊2日、私と旦那そしてわんぱくキッズ2人という家族全員、旦那の運転する車で台北から牡羊小豆子キャンプ場を目指します。
早朝に台北から高速道路に乗り新竹県の竹東というところまで行きます。竹東までは渋滞もなく非常に快適な道のりでしたが、竹東からは高速を降り山坪渓（さん ぴー しー）という山間の川を沿うようにして山道を進んで行くことになります。この山道は標高が高くなるにつれ傾斜とカーブが急になり、道がくねくねと蛇のように曲り車酔いになりやすい人には辛いドライブとなるかもしれません。私の子供も車に酔いやすいため案の定この道で車酔いでダウンしてしまいました。
そんな車酔いやすい人には辛い山道を30分ほど走ると山間に大きな黒い屋根の建物が見えてきます。この建物が牡羊小豆子キャンプ場です！
牡羊小豆子キャンプ場は受付やシャワー、トイレがある建物とA〜Fの6つの区画に分けられたキャンプスペースがあり、最大29張りのテントを張ることができます。
牡羊小豆子キャンプ場は幸いにも天気が良くキャンプサイトからは五指山（う ずぅ さん）や鳥嘴山（う ずぅぇ さん）を眺めることができました。
牡羊小豆子キャンプ場には子供の冒険心をくすぐるような林道や展望スペースがあり、キャンプだけでなく簡単なトレッキングを楽しむこともできます。
（林道の写真を撮っていなかったので牡羊小豆子キャンプ場公式HPから引用）
自然の中で寝泊りをするキャンプの楽しみといえば都会では見ることができない満点の星空観賞です！今回は幸いにも雲ひとつない夜空で空一面に広がる星たちを見ることができ子供たちと星や星座について話すことができ、子供たちに撮ってもいい経験になったと感じております。
（写真ではなかなか綺麗な星空を伝えることができないですね・・・・）
そして自然の中で過ごす静かな夜が明け、まだ日が昇ったばかりで気温が低いテントの外に出て見ると、牡羊小豆子キャンプ場で一番楽しみにしていた雲海が眼下に広がっていました。
所々雲が途切れて完璧な雲海ではありませんでしたが、私たちがいるキャンプ場の高度には霧も出ておらず澄んだ空気の中、山の合間をゆっくりと漂う雲を眺めていると心の中に蓄積したストレスがリセットされ多様な気持ちになりました。
子供たちも今回のキャンプには満足していたようでここまで足を運んだ甲斐があったかなと感じています。
| 牡羊小豆子キャンプ場 住所 | 新竹県五峰鄉竹林村4鄰93-6号 |
| 牡羊小豆子キャンプ場 公式Facebook | https://www.facebook.com/patas2017 |