日本統治時代に建てられた八角系のレンガのお屋敷
台湾観光に来た方であれば一度は訪れたことがある西門町にある赤レンガの建物「西門紅楼」が建設されたのは日本統治時代の1908年。当時の西門は日本人が多く住む日本人街でその日本人のために作られた台湾で初めて建設された公設市場で、当時では珍しい冷蔵施設を備え、新鮮な食材を長期間保存できる最新技術を利用した市場でした。
第二次世界大戦後日本人が台湾から引き上げた後は映画館として利用されていましたが、建物の老朽化やに伴い閉鎖されておりました。
そんな西門紅楼は1998年に台北市政府が古跡指定をしたことにより補強工事と補修工事が行われ、台湾デザイナーや台湾デザインブランドのショップが入るデザイン施設に生まれ変わりました。
また施設内にはレストランやバー、ライブハウスなどもあり、若者の街西門の中でイベント会場のような役割を担っております。
以前台湾プラスでも紹介したブランドUrb.もこの紅楼にお店を構えております。
LGBTの聖地西門紅楼
そんな西門紅楼には別の顔があります。
西門紅楼の周りには大小いくつかのレストランやバー、アダルトグッズショップが並んでおります。ここは台北でも有名なLGBTの人が集まる場所となっており、台湾プラスの女性モデルの中にも同性愛の人がおり、この西門紅楼によく足を運ぶそうです。
台北市、新北市のLGBTの人たちからは聖地と呼ばれており、同性婚が合法化した台湾ではクリスマスや年越しなどイベントがあるときには大きな盛り上がりを見せる地域となっております。
西門紅楼 住所 | 台北市萬華区成都路10号 |
ホームページ | https://www.redhouse.taipei/index.aspx |
開放時間 | 月曜日定休日。 火曜日〜木曜日11:00~21:30 金曜日・土曜11:00~22:00) |
アクセス | 台北地下鉄 西門駅 出口1から歩いて1分。 |