【台湾人パティシエお薦め】絵本とケーキと珈琲と。 〜生活在他方 Elsewhere cafe 〜

ミラン・クンデラから名付けられたおしゃれなカフェ

絵本というものは本来子供のために書かれたものなのですが、なぜかヨーロッパの絵本は絵も文章も哲学的で、示唆に富んだものが多いと私は個人的な印象を持っております。

今回はそんなヨーロッパの絵本のようなウォールアートが目印のカフェ「生活在他方 Elsewhere cafe」を紹介いたします^^

生活在他方 Elsewhere cafeは台北地下鉄の古亭駅から徒歩5分の路地裏にある2014年にオープンされたカフェです。
生活在他方という名前はチェコスロバキア出身の小説家ミラン・クンデラの作品 Life is elsewhere （中国語名：生活在他方）から名付けられています。

美術イベントのポスターが貼られた扉を入ると、台湾のアーティストの作品集やポストカードなどの文具が並べらています。どれも普段あまり目にしないスタイルで、どちらかというとアンダーグランドアーティスト調の作品が多いように思えました。
飲食エリアの壁一面にオーナーが自らイギリスでコレクションした絵本が立て掛けられており、これらは自由に手にとって読むことができます。
どの絵本も独特の世界観がある本で子供に読み聞かすというよりは大人が読んで考えさせられる本たちですので、カフェに訪れた方は一冊手にとって見てください。

オススメは抹茶ミルフィーユとフルーツティーの組み合わせ

さて、今回取材をさせてくださいとお願いしたところ、なんと4つもケーキを出していただきました。
作っていただいたケーキは以下のものです。
スイーツ
・クラシックチョコレートケーキ（傳統巧克力蛋糕）
・ふわふわタロイモミルフィーユ（綿綿芋頭千層蛋糕）
・シナモンアップルケーキ（熱熱肉桂蘋果派）
・小山園抹茶ミルフィーユ（小山園抹茶千層蛋糕）

飲み物
・ダージリンティー（大吉嶺紅茶）
・アイスアメリカンコーヒー（冰美式咖啡）
・ドリームタイムアイスティー（夢幻時光風味冰茶）

今回私の一押しは小山園抹茶ミルフィーユケーキです。
この抹茶ミルフィーユケーキは静岡の小山園製茶から仕入れた抹茶を利用したミルフィーユケーキで濃いめの抹茶味の程よい甘さで非常に食べやすく食感もとてもふわふわしております。一般的にミルフィーユケーキは30層を超えるとそのフワフワ感がますと言われており、この小山抹茶ミルフィーユはふわふわラインの30層あります。

店長オススメのドリームタイムアイスティーはをベースにはちみつアーモンド、バニラとフルーツジャムのミックスアイスティーでフルーティーで爽やかな味のは暑い夏の日にとても合います。

生活在他方ではカップやポットなど細かいところまで可愛い食器を利用しており、絵本以外にも見所がたくさんありますので細かいところまで楽しむことができます。

カフェのロケーションは大通りから離れた静かな路地にありますが、ランチを提供している関係で平日でもお昼以降でもお客さんが多く、一人で静かにくつろぐという雰囲気よりは友達と一緒にアイスティー片手に恋バナや思い出話などをするのに適したカフェだと思います。

たくさん話をしたい友達と一緒にみなさんぜひ生活在他方を利用して見てください。

生活在他方のスイーツについて動画でも解説していますので見てね！

住所	台北市羅斯福路一段119巷3号1階
アクセス	台北地下鉄古亭駅6番出口から徒歩7分 台北地下鉄中正紀念館駅3番出口から徒歩4分
営業時間	火曜日〜日曜日 7:30 – 220:00。月曜日定休日
備考	・現金払いのみ ・予約不可