火山活動が生み出した不思議な色の海
台湾の北東、宜蘭県の沖合に亀山島(ごえ さん だお)と呼ばれる火山島があります。
この亀山島は以前は火山活動による水温差が要因となり海水の色が変わって見えることから「陰陽海」と呼ばれておりました。
しかし2019年に亀山島付近の火山活動が活発になり、海の中で大量の温泉が湧出すようになり、温泉の含む成分と水温差が合わさり、海面にはっきりとした青と白の2色の海水が現れ「牛奶海(ミルク色の海)」と呼ばれるようになりました。
その神秘的な現象を見ようと多くの女性が訪れる人気観光スポットとなりました。
牛奶海を楽しむにはSUPがオススメ
亀山島牛奶海(にょう ない はい)を最大限に満喫するにやはり海面により近く、海面を激しく波だてないSUPが一番だと思います。
亀山島へ行くには烏石港でボートに乗る必要があります。このボートは少人数では予約することができず、10人ほどの予約客が集まると出港するという方式なため、事前に予約を行う必要があり、当日は他のツアー参加客とボートに相乗りで亀山島に向かうことになります。
私がツアーに参加した日は天気が良くツアー参加客も15人と多く、みんな亀山島でSUPをしに行く人たちです。
ボートは海水の色が変わっている場所で泊り、参加者はSUPのボードと共に海に入ります。
SUPツアーは基本的に自由行動なのですが、最初に参加者全員で記念撮影のため海水の色の境界線付近でみんなで円を作り、ドローン撮影を行います。
私は以前SUPをしたことがあるので、特に練習をする必要がなかったのですが、中には初めてSUPをする人もいて、この円を作るのに少し時間がかかりましたが、無事にインスタ映えする?写真を撮ることができました。
ちなみにもっと高い位置から撮影すると海の色が綺麗に分かれているのがわかり、とても神秘的な写真となりました。
SUPツアーは4時間ほど亀山島付近に滞在するのですが、この人は天気が良すぎてかなり気温が高く、普段屋内で仕事をしている私は日射病になりそうになりながらもこのツアーを楽しむことができました。
亀山島アクセス情報
亀山島のSUPツアーは事前申し込みが必要で、今回私はKKDayからツアーを申し込みました。
中国語ができる人はこちらから予約をすることができます
https://www.kkday.com/zh-tw/product/118158
中国語ができない方は台湾プラスまでご連絡ください。予約のお手伝いを行わさせていただきます。
亀山島の位置 | https://goo.gl/maps/L8AqM6GU4J9wRZwp7 |
アクセス方法 | 台北地下鉄 圓山駅 にて「1877烏石港轉運站」に乗車、蘭陽博物館バス停で下車、烏石港からボートに乗り約40分間 |