珈琲よし!スイーツよし!写真よし!の3拍子が見事にそろう「小廢墟咖啡」
自身のスイーツショップを運営しながら、パティシエとして活躍するオーシャンが気になるスイーツやカフェを紹介する、この企画。
景美溪という川のすぐ横に、毎週末人々がコーヒーを求めて行列ができるカフェ「小廢墟咖啡」があります。
もとは20年以上使われていた工場を、今のオーナーさんが買い取り、コーヒーの焙煎所として、作り変えました。
コーヒー販売後、予想以上に廃墟感がいい!と話題になり、2017年には古い建物を美しく作り変えた建物に送られる「老屋新生大獎」の銀賞を受賞。
さらに、おいしいコーヒーが飲めると一気に話題を集め、今では多くの人が集まる人気カフェとなりました。
小廢墟咖啡に行ってみた!
最寄りの台北MRT木柵駅から、徒歩で約15分。
お店は駅から離れたところにあるので、歩くのはちょっと・・という方は車やバイクでの来店がオススメ。
こちらは、お店の外観。
大きなガラス張りの壁に、ちょっとペンキがはがれたドア。
それさえも味があるように感じます。
店の外には、ベンチも。
さらに少し足を延ばせば、川まで歩いて行けるので、春や秋の外が気持ちいい時期には、川の近くでコーヒーを味わうのも◎。
入口から見えていた大きなガラス張りの窓からは、ここちよい太陽の光が差し込みます。
これまで使ってきた工具はあえてそのままインテリアに。
むき出しのコンクリートが廃墟感を醸し出します。
一見ものがたくさんありすぎて、雑多に見えますが、店内に入るとなぜか落ち着いてしまう不思議な空間。
お店には、外のベンチと店内の1階と2階に席があります。
席は多くなく、こぢんまりとした大きさ。
2階からはお店全体を一望できることもあり、人気の席なんだとか。
店内のイスや机は、オーナーさんが自ら作ったものも。
写真手前にみえる、ギターを背もたれにしたイスはなんとも斬新。
手作り感溢れる空間は、温かみがあり、ついつい長居してしまいます。
写真スポットもたくさん。
コーヒーが好きな人でも、写真が好きな人でも、スイーツが好きな人でも楽しめてしまうカフェです。
小廢墟咖啡のドリンクとスイーツ
小廢墟咖啡のオーナーさんは、自らコーヒーの焙煎をする、コーヒーを知り尽くした達人!
小廢墟咖啡に来たら、コーヒーは必ず試してほしいメニューのひとつ。
今回注文したのはこちら。
ドリップコーヒー
オーシャンのお気に入りは浅煎りのコーヒー。
苦みが少なく、程よい酸味が感じられます。
また、それ以外にも深煎りはもちろん、フルーティーなコーヒーまでそろい、まさにコーヒーが好きな人にとっては、天国!
何と言っても、ドリンクのメニュー表は上から下までパンパンに詰まったものが3ページもあります!
コーヒー以外にもカクテルや、ティー、ミルクシェークやジュースまで種類豊富に提供しているので、コーヒーがニガテな人でも安心。
バスクチーズケーキ
写真上のバスクチーズケーキ。
スイーツに厳しいオーシャンのお眼鏡にもかなった小廢墟珈琲のバスクチーズケーキ。
甘すぎず、チーズの酸味がきいています。
ケーキの上には、素材の味を生かした生クリームとクッキー。
横には、はちみつシロップもかかっているので、いろんな組み合わせを楽しむことができます。
キャラメルシフォンケーキ
写真右のキャラメルシフォンケーキ。
少しスポンジケーキよりの粗目なスポンジに、サワークリーム、砂糖の食感残るカラメルチップ、表面を炙った香りのよいアーモンドチップがのっています。
乾燥しがちなシフォンケーキですが、サワークリームがあるので、しっとり感を保ったまま食べられます。
カラメルチップのザクザク感や、くるみ、香ばしいアーモンドチップが、交互に飛び出し食べる人を飽きさせません。
ペッパーチョコレートパウンドケーキ
注文すると1切れや2切れではなく、まるごと1本食べられちゃうお得なメニュー。
さらに、注文した後一度温めてくれるオーナーさんの気遣いが嬉しい♪
温めると生地のバターが溶けだすので、しっとり食感を味わえます。
アーモンドチップやチョコレートソース、クリームもかかっているので、合わせて楽しんで。
小廢墟咖啡のアクセス情報
住所 | 台北市文山區木柵路三段242號 |
アクセス | 台北MRT「台北車站」⇒「市政府」駅下車⇒バス棕7綠野香坡に乗車⇒「萬壽橋頭(木柵)」駅にて下車⇒徒歩3分 |
営業時間 | 火曜日~日曜日 13時~21時(月曜日は定休日) |
電話番号 | 02-2234-0024 |
公式 | https://www.facebook.com/RuinsCoffeeRoasters/ |