台湾のアウトドア女子の中で人気が高まってきているフリーダイビング
ここ数年台湾のアウトドア女子の中でフリーダイビングというスポーツの人気が高まってきております。
フリーダイビングはスキンダイビングや素潜りとほぼ同じ潜水方法ですが、より深い場所まで潜ることを目的としたダイビングです。素潜りは誰でも簡単にできるという点に対し、フリーダイビングは深く潜るための呼吸法などの練習がひつようとなります。
何もつけずに潜るのは苦しそうに感じられますが、フリーダイビングの魅力は海と一体になる感覚を味わえ、自分が水の中に溶け込んでいくような、不思議な体験ができるできます。
リゾート地小琉球のダイブポイント厚石群礁
小琉球ってどこ?
台湾最南部にある屏東県の西側に小琉球と呼ばれる小さな島があります。小琉球の正式名称は琉球嶼(りょう ちょう ゆぅ)という名前で日本の沖縄・奄美がある琉球と区別するため「小琉球」という名前で呼ばれているそうです。(島の呼び名の説は複数あります)
小琉球は台湾で唯一、珊瑚礁からできた島で、美しい海岸線と変化に富んだ海底が特徴で、付近の海域には魚類や貝類、藻類、珊瑚など800種類余りが生息しておりウミガメが多く生息していることで日本人観光客からも人気があります。
厚石群礁について
厚石群礁は小琉球の南東部にある岩場の切れ目で、周りを岩に囲まれているため流れがなく、定期船乗り場がある大福漁港から近く、海岸のすぐそばまでバイクで行くことができるため観光シーズンになると多くの家族連れの観光客で賑わうスポットとです。
今回私はこの厚石群礁からエントリーを行い岩の切れ目から沖合まで泳いで行くコースを選びました。
この日は風がない快晴で海面は波もなく、流れも穏やかで完璧なフリーダイビング日和です。
厚石群礁の沖合は岩の切れ目から外に出ると、岩礁が少なく白砂の海底がどこまでも続いて行くスポットで、海底の砂に残る波の痕跡がとても綺麗でこの砂紋を眼下に見ながら泳ぐととても神秘的な気持ちになることができます。
今回は友人と2人でダイビングを行なったためあまり写真を撮影することができませんでしたが、小琉球にはいくつかフリーダイビングやスキューバダイビングのツアーを企画してくれるダイビングショップがあるためフリーダイビング初心者という方はこれらのダイビングショップを利用することをお勧めします。(ダイビングショップを利用すると写真も撮ってもらえます^^)
小琉球厚石群礁アクセス情報
小琉球へのアクセスは屏東県の東港という場所から連絡船に乗る必要があります。
東港への行き方は、まず高雄市の左営駅まで行き、左営駅から発車している墾丁快線に乗り「大鵬湾」で下車。(乗車時間約45分)
大鵬湾駅で東琉線に乗り換え終点「東港碼頭」にて下車。(乗車時間約10分)
その後東港より連絡線に乗り小琉球まで渡ります。
東港と小琉球を結ぶ連絡線は屏東県が運営する連絡線と企業が運用する観光連絡線があります。県運営の連絡線は便数が少ないため企業運営の連絡線を利用することをお勧めします。
ちなみに、小琉球は日帰りで行くには時間的に難しい場所なので最低でも1泊、ダイビングなどをしたい場合は2泊以上の予定を立てて行くことをお勧めします。
小琉球厚石群礁 住所 | 屏東県琉球鄉忠孝路1巷 |
東港までのアクセス | 左営駅にて墾丁快線に乗り「大鵬湾」で下車。 大鵬湾駅で東琉線に乗り換え終点「東港碼頭」にて下 |
東港から小琉球までのアクセス | 連絡線運用会社「東琉」「 泰富」のどちらかで小琉球白沙漁港行きのチケットを買い乗船(チケット価格はどちらも同じ) |
東港連絡線スケジュール表 | https://liuqiu.pthg.gov.tw/liuqiu/web_tw.php?prog=traffic&view=sail |