時間制限なし、ペット入店OKとお客さんファーストなカフェ
自身のスイーツショップを運営しながら、パティシエとして活躍するオーシャンが気になる台湾のカフェを紹介する、この企画。
今回ご紹介するのは、台北101やクラブ、百貨店などがならぶ高級地区「信義區」にあるBonica Café。
台北のカフェにありがちな時間制限がなく、アクセスがいいのはもちろん、なんとペットが店内に入店可能なんです!
(運がいいと、オーナーさんのワンちゃんにも会えます)
これは、お客さんに居心地の良いアフタヌーンティーの時間を過ごしてほしい、というオーナーさんの強い思いからきているそうです。
今まで多くのカフェをめぐってきたオーシャンもこれには驚き!
さらに、おいしいフランス菓子と超個性派のオーナーさんの話に、きっとこの記事を読んだあなたも、Bonica Caféに行ってみたい!と思うはず。
どうぞ最後までお付き合いください。
Bonica Caféに行ってみた!
Bonica Caféに一歩入ると、そこはシャンデリアが輝くフランスとイギリスを融合したような空間。
ガラス張りの天井は明るい日の光がいっぱいに差し込み、たくさんの植物がいきいきと飾られています。
もうこれだけで、素敵な午後の時間を過ごせそうな予感・・。
実は、この美しいデザイン設計はすべてオーナーさん自身で行ったもの。
オーナーさんは長年デザインを学んだあと、自分でカフェを開きたいと思い、製菓学校へ通いました。
卒業後、友人と一緒にデザインしたカフェをオープン。
(オーナーさん多才すぎる・・)
大理石の机やいすなど、全て自分たちで運んだり組み立てたりしたそうです。
カフェ内には、大きなグランドピアノが。
毎週土曜日はオーナさんが「ピアノの日」と決めているそうで、ピアノが好きな人なら、うまくても下手でも誰でもピアノが弾けるんだそうです。
こんなに写真映えしそうな空間では、思わず写真をパシャパシャ撮りたくなると思いますが、ちょっとまってください・・・。
写真撮影にまつわるオーナーさんのクセ強エピソードをのちほど紹介するので、先に読み進めてください(笑)
細部までこだわり抜いた、美しく完璧なフランス菓子
今回いただいたオーナーさんが手がけるフランス菓子を紹介します。
格林童話~グリム童話~
オーナーさんが大好きだという、バラの花が添えられたチーズケーキ。
いくらでも食べられそうな軽い口当たりの生クリームと生地の中には、新鮮なキウイやオレンジなどのフルーツがたくさん。
生地には、イギリスのロイヤルウェディング・ケーキでも使われた、珍しいエルダーフラワーが使われています。
羅馬假期~ローマの休日~
甘酸っぱいいちごムースと、濃厚なチョコレートケーキの組み合わせ。
外側はほどよい酸味のいちごムースに、カシスやクランベリー、バニラの葉を添えて。
中はチョコレートをふんだんに使ったオーストリアのケーキ、ザッハトルテになっています。
ブルーベリータルト
パティシエのオーシャンがこのタルトを選んだのは、生地がオーナーさんの手作りだから。
ブルーベリー餡を、サクサクの食感が楽しいパイ生地がやさしく包み込みます。
パティシエのオーシャンが認める、今まででいちばんサクサクのパイ生地だそうです。
サクサク生地のタルトを求めている方は、ぜひBonica Caféまで!
安娜貝爾~アナベル~
カシスジャムやラズベリー、桑の実、ブラックベリーが乗ったチョコレートケーキ。
実はこちらのケーキが、写真撮影にまつわるオーナーさんのエピソードのひとつ(笑)
オーナーさんはカフェ内で他のお客さんを気にせず、写真撮影をバンバンする人をあまりよく思っておらず、、
ある日、ゴスロリ風のお客さんと少し言い合いになってしまい、裁判沙汰にまで発展してしまったそう。
オーナーさんはその事件を逆にネタとして、言い合いの際に出てきた「アナベル」の名前をつけたケーキを販売したところ、なんと人気商品になってしまったんです・・!
※ホラー映画に出てくる人形のこと
オーナーさんは、あくまでも他のお客さんがよい時間をカフェで過ごせることを優先しています。
オーナーさん自身はとっても良い人なので、どうぞ誤解なさらないように!
ただ、写真撮影はほどほどに・・。
他にも個性爆発なオーナーさんの投稿は、Instagramから見られます。
気になる方は、ぜひ見てみてください。
bonica咖啡のInstagramはこちら。
bonica咖啡へのアクセス
住所 | 台北市大安区安和路二段20巷6号1 |
アクセス | MRT「信義安和」駅から徒歩2分 |
営業時間 | 平日、土曜日:12:00-20:00 日曜日:12:00-19:00 |
定休日 | なし |
公式Facebookページ | こちら |