基隆の忘憂谷とは?
忘憂谷は台湾・基隆の北東部にある、まるでジブリの世界のような世界観を楽しめるハイキングスポット。
透明度の高い海、独特の奇岩、緑豊かな草地が広がるV字型の谷が特徴で、基隆の地元の人々だけでなく、台湾国内各地から観光に訪れます。
忘憂谷は「望幽谷」とも呼ばれ、その名の通り「憂い(憂鬱な気分)を忘れさせる谷」という名で知られています。
その美しさに観光スポットだけでなく、結婚式の前撮り写真のスポットとしても人気が高い忘憂谷。
また、1~2時間ほどで楽しめるコースなので、普段から運動をしない方でも気軽にハイキングと景色を楽しめますよ!
忘憂谷のハイキングコースについて
忘憂谷には主要な入口がふたつあります。
1つ目は、65高地の駐車場。
忘憂谷までの距離が近いため、人気が高く週末は混雑することが多いです。
2つ目は八斗子漁港側の入口。
混雑を避けたい方は、こちらから忘憂谷を目指すと混雑を避けられます。
ただ、詳しい人によると一部ヘビが出る場所もあるそうなので、むやみに草の茂みに入らないようにしましょう。
忘憂谷のハイキングコースは、初心者にやさしいです。
ほぼ全行程が整備されているため、家族連れでも楽しめそう。
夏は日差しがとても強いので、サングラスや日傘、日焼け止めなど暑さ対策は必須です!
約1〜2時間ほど時間があれば、忘憂谷の周りをぐるりと回ることができます。
海に面する忘憂谷周辺には、戦争時に使用された建築物も残っており、歴史的な要素もあります。
ちょっとモダンな休憩場所も。
海風を浴びながら休憩するのは、とても心地が良いですね。
こちらがお待ちかねの忘憂谷。
天気がいい日に訪れると、クリアな海・青い空・広がる緑のコントラストが日々の悩みを打ち消してくれます。
空気がきれいな日に訪れると、近くの島々も見えますよ。
透明度がとても高い海です。
波音を聴きながらただ過ごす時間は、日々せわしなく生きる現代人にとって、とても贅沢な時間に感じられます。
その他周りの観光について
忘憂谷付近の海は、黒潮と親潮がぶつかる場所に位置しているため、多くの海の生き物が豊富に生息ししているそう。
中には、シュノーケリングやダイビングを楽しんでいる人も。
浜辺まで行って、海の生き物を観察するのも楽しそうです。
ちなみに、忘憂谷は国が定めた保護区です。
海の生き物を採ったり壊したり、釣りをすることが禁止されているのでご注意ください。
その他忘憂谷の周りには、観光スポットがたくさん!
潮境公園
Instagramで話題の、大きなほうきが地面に突き刺さったフォトスポットがある公園。
基隆海科館
もともと発電所だった場所を改装した、体験型の科学海洋博物館。
八斗子鐵道自行車
サイクリングをしながら、海や廃墟を探索。
レールがひいてあるので、迷子になる心配もなし♪
忘憂谷へのアクセス
住所 | 基隆市中正區北寧路旁 |
登山口までのアクセス | 台湾鉄道「八斗子火車站」駅より徒歩30分 |
台北から日帰りで、気軽に行ける基隆の忘憂谷。
周りには、観光スポットや海を楽しみながら休めるオシャレなカフェもあります。
GoogleMapで検索するとお店をさ探せるので、チェックしてみてくださいね!