台湾水道水について
旅行に際に気になることの1つとしてその国の水道水が飲めるのか?というポイントがあります。
台湾の水道水の現状についてまとめてみました。
結論をまず書くと台湾の水道水は飲めません。
台湾の飲用水について調査と情報発信を行なっている政府機関「行政院環境保護署 飲用水全球資訊網」によると台湾の水道水は浄水場の時点では飲用可能と公表しています。
ただし、浄水場から家庭に届く間の水道管や各家庭やビルの貯水タンクの衛生状態が悪く家庭の水道から出てくる水は飲用ができない状態となっているため台湾の水道水は飲めないという結果となっています。
軟水と硬水について
台湾はその地域の水質や浄水システムによって軟水、硬水、中軟水に分けられます。台北、新北、基隆が軟水、新竹、彰化、雲林、高雄が硬水、それ以外の地域は中軟水となります。
人によっては硬水でお腹を壊す人もいますので、その地域の水が軟水なのか硬水なのか調べておくといいでしょう。
飲用水の調達方法
台湾人の飲用水の調達方法を参考にすると以下の方法となります。
・ウォータースタンドを利用する
・家庭用浄水器を設置する
・ペットボトルの水を購入する
・沸かした水を利用する
となります。
台湾旅行ではコンビニやスーパーなどでペットボトルの水を買う方法が現実的な方法となります。
うがいや歯磨きについて
日本以外の国では水道水を口に含むこと自体できない国もあります。
台湾では水道水を飲むことはできませんが、うがいや歯磨き程度であれば問題ないでしょう。私たち台湾人も飲用水は購入しますが、歯磨きなどは水道水を利用して行います。
ただし、胃腸が弱い方は安全面を考えてペットボトルなどの水を使用した方が無難だと言えます。