そうだ、森に行こう!フィトンチッドが満ちた森。
台北市、新北市の隣にある桃園県は台北から電車やバスで1時間ほどの距離にありながら多くの山や海の多くの自然があり台北市や新北市に住む人々の週末の観光地として人気があります。
この度ご紹介させていただくのは新北市と県境にある東眼山にあるハイキングコースをご紹介させていただきます。
東眼山は標高1212メートルの山で山頂近くま車で行くことができ、山頂付近は東眼山森林遊楽区という公園となっております。
ここで少し話題が逸れますが、仕事でなどで疲れた時に森林浴をするとなぜ清々しい気分になるのか少し調べて見ました。
森林浴の最大の効果は「リラックス」することだと私は考えています。
これは樹木が発する「フィトンチッド」という香気成分が関係しており、フィトンチッドは殺菌作用があり、人が吸い込むと興奮がやわらぎ、精神が深くリラックスすると言われております。
東眼山森林遊楽区もそんなフィトンチッドが満ち満ちた場所です!
家族連れでも楽しめる登山歩道
東眼山森林遊楽区の登山歩道は全長約4.4kmの歩道で、コースがいくつも枝分かれしておりますが、インフォメーションセンターより東満步道入り口までの1.4kmが傾斜も緩やかで歩道が整備されており、気軽にハイキングを楽しめるコースとなっております。
東満步道入り口より先は森が深くなり、歩道も舗装されておらずしっかりとした装備が必要となります。
東眼山森林遊楽区はもともとは周りの山で切り出された木を処理する林業の地として作られた場所で、歩道の途中に施設跡地や記念碑などがあります。
また東眼山には43種類の野鳥や野生のウサギなどの小動物のが多く生息しており、それらを見ることもできます。
(台湾では野生のウサギが生息している場所は非常に限られており、この東眼山はそんな貴重な台湾野ウサギを見ることができる場所となっております。)
ちなみに今回私は家族と一緒だったため東満步道入り口までのコースを選びました。
東眼山へのアクセスは車が必要なため短期の観光で台湾に来ている方には少し交通の弁が悪いですが、台北に長期滞在している方は台北から1時間ほどで来ることができ、標高もあるため気温も低めで清々しい森林浴ができる場所なので、リフレッシュしたい、家族でハイキングをしたいという方にはオススメの場所です。
住所(インフォメーションセンター) | 桃園市復興区霞雲里佳志35号 |
開園時間 | 平日:8:00-17:00 土日祝日:7:00-17:00 |
入園料 | 平日:80NTD 土日祝日:100NTD |
備考 | 犬の連れ込みはできません。(猫は可能) |