半世紀を超えて存在する泥塑の大仏~宜蘭の北后寺(Beihou Temple)~

宜蘭の北后寺とは

宜蘭の北后寺は1985年の創建当初、「北后宮」という名で媽祖を主祭神として祀っていました。

後に、主祭神を観世音菩薩に変更し、その際に名称を「北后寺」に改められたそうです。

北后寺に安置されている泥塑の大仏は、仏師の家系に生まれた陳祿官氏によって制作されたものです。

1964年から1965年ごろに完成したものと考えられており、半世紀以上が経過しているんですね。

泥塑の大仏は、もともと別の寺院に安置されていましたが、2006年に北后寺が泥塑の大仏を受け入れ、2012年には宜蘭の文化遺産に指定されています。

日本の禅宗寺院のような雰囲気があるということで、景色を楽しもうと訪れる観光客が多い寺院です。

宜蘭の北后寺に行ってきました

宗寺院のような雰囲気があると言われている北后寺ですが、チベット仏教でよく見られる転経輪が設置されています。

転経輪を設置しているお寺は少ないので新鮮に感じます。

北后寺には手水舎があります。

手水舎で身と心を清めてから、北后寺を見て周ります。

宜蘭の大自然を背景に、観世音菩薩の像が佇んでいます。

鯉が泳ぐ池があり、水の音に癒されます。

写真を撮る角度によって、すごく素敵な写真を撮影できるところも北后寺の魅力ですね。

静かな境内をゆっくりと歩いて周ります。

泥塑の大仏が安置されている仏堂はこちらです。

靴を脱いで、中に入ります。

泥塑の大仏を鑑賞しながらお参りもしてきました。

泥塑の大仏はもちろん、壁に描かれた四大天王の絵も見応えがありました。

お参りの後は、この畳のお部屋で休憩です。

和風で素敵なお部屋ですね。

慌ただしい日常を忘れて、ぼーっとしてしまいます。(笑)

北后寺の周りは田園風景が続き、都会的な建物はありません。

ゆったりと過ごせる場所です。

北后寺はショップがある寺院なので、是非見ていってくださいね。

趣のある品々が揃っています。

北后寺のどこを見ても、素敵だなと感じます。

訪れる観光客が多いのも、納得です。

最後に、お参りをして、記念にお水を貰って帰ります。

宜蘭の北后寺へのアクセス方法

宜蘭轉運站と臺北榮總員山分院間を走るバスに乗ると、バス停の「北后寺」で降りられます。

北后寺には駐車場があるので、車で行っても問題ありません。

駐車料金は100台湾ドル。

駐車場のスタッフがいるわけではなく、駐車料金は設置されているボックスに任意で入れるタイプです。

住所宜蘭縣員山鄉八甲路4號
アクセス方法葛瑪蘭客運「北后寺」バス停下車後徒歩5分
開放時間9:00~16:30
定休日毎週火曜日
公式FaceBookコチラ
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