開店数時間でほぼ売り切れ!?超人気のフレンチスイーツ店
自身のスイーツショップを運営しながら、パティシエとして活躍するオーシャンが気になる台湾のカフェを紹介する、この企画。
今回ご紹介するのは、パティシエのオーシャンが台北のフレンチスイーツ店の中でベスト3に入ると断言する、超人気スイーツ店「吳一無二」。
実はパイ生地とシュー生地の上にクリームをしぼった、シュークリームのようなフレンチスイーツ「サントノレ」を、台湾で流行らせたともいわれるお店です。
ケーキが好き。
フレンチスイーツが好き、な人ならば、1度は必ず行ってほしいお店です。
台北のフレンチスイーツの聖地「吳一無二」に行ってみた
「吳一無二」の名前は、実は中国語の「獨一無二(唯一無二の)」に、オーナーの名前である「吳」をプラスしたものです。
英語では、uniqueに「吳(WU)」を付け加え、WUniqueというとってもオシャレな名前に。
オーナーさんは、フランスの菓子学校であるEcoles Grégoire-Ferrandiでスイーツを学んだ正真正銘のパティシエ。
スイーツの味も、折り紙付きなのです。
店内外は、白を基調としたクリーンな空間にととえられています。
お客さんに話を聞くと、12時オープンにもかかわらず、午後3時に行ったらケーキが2つしか残っていなかった!という衝撃のエピソードも!
どれだけ人気なのかが、よくわかると思います。
ショーケースには、色とりどりのケーキが並びます。
※2022年8月時点では、コロナ禍の関係でイートインは解放されていません。
テイクアウトのみの対応です。
ケーキの他にクッキーやマドレーヌ、パイ、カヌレなど様々なフレンチスイーツが並びます。
家庭用はもちろん。お友達への贈り物やおみやげにも、オススメです。
また、テイクアウト用のボックスは、店名に負けずユニーク。
テイクアウト用のケーキを、元気弾けるイエローとホワイトのピラミッド型ボックス(写真上)に入れてくれます。
独創的でキュートなかたちに、思わずテイクアウトした足取りも軽くなります。
フレーバーが繊細に重なる「吳一無二」のスイーツ
吳一無二のスイーツは、筋金入りのフランス菓子。
日本式のスイーツとは異なり、一口食べ進めるごとに変わる味の層を試してみるのはいかがでしょう?
サントノレ(左)
「吳一無二」の看板商品。
お店に来たら、これだけは必ず食べてほしい逸品。
パイ生地の上に、シューと生クリームが絞られたシュークリームのようなスイーツ。
軽い口当たりの生クリームに、サクサクのパイとシューの食感が楽しいサントノレ。
サントノレを使って、文字や数字を焼いてもらうカスタマイズも人気のサービスです。
翻轉蘋果塔(中央)
りんごの形をした可愛らしいアップルパイ。
一般的なアップルパイと大きく異なる点は、パイの位置。
一般的なアップルパイは、パイ生地の上にりんごの餡をのせて焼きますが、このアップルパイはりんご餡の上にパイ生地を載せるので、よりパイ生地のパリパリ食感を味わえます。
中には、りんごの果肉やラベンダーの香りがつけられたクリームがはいっています。
柑(右)
5つの柑橘系フルーツが使われた、柑橘系が好きな方にオススメしたいメニュー。
グレープフルーツ、レモン、サンキストオレンジ、ベルガモット、金柑(キンカン)がつかれています。
みかんの形をしたケーキの外側は、ホワイトチョコレートで作られています。
グレープフルーツの苦みやレモンの酸味が少し強いですが、ホワイトチョコレートの甘みがほどよく中和してくれます。
闌珊(中央上)
栗、コーヒー、ココアを用いて作った濃厚な一品。
モンブランを思わせる見た目とは裏腹にコーヒーの味が一番に口に飛び込んでくるのが、うれしいサプライズ。
パイ生地はミルクレープのように層になっていて、パリパリ食感です。
中には、栗で作られたクリームと、コーヒージャムも入っており、一口食べ進めるごとに次々と様変わりする味わいを楽しめます。
吳一無二へのアクセス
住所 | 106台北市大安區安和路二段184巷6號 |
アクセス | 台北MRT「六張犁」駅から、徒歩10分 |
定休日 | 水曜日 |
営業時間 | 12:00~19:00 ※売り切れ次第終了 |
公式Facebookページ | こちら |
電話番号 | 02 2737 1707 |
六張犁駅の周りには、小さなお店がたくさん。
ユニークなインテリアが並ぶ骨董品屋さんや、文房具屋さんが近くにあるので、街歩きも一緒に楽しんでみるのもオススメです。