【廃墟 in 台湾】海風に30年晒され荒廃した嘗ての最新鋭デザイナーズホテル〜新北市翡翠湾太空玲瓏屋〜

台北廃墟

斬新なデザインが異空間感を演出する廃墟

台湾の廃墟カメラマン鄭欣琦が紹介する台湾の廃墟2つ目は有名観光地野柳の近くにある廃墟化した海辺のホテル「翡翠湾太空玲瓏屋(ふぇい つぅえ わん たい こん りん ろん うぅ)」です。

台北廃墟

翡翠湾太空玲瓏屋は40年前に建設された海辺の最先端デザインのホテルで、嘗てはその斬新なデザインと眼前に広がるオーシャンビューで多くの若者が利用していたと言われています。しかし運営会社の倒産などもあり10年で営業は停止し、その後30年以上も海風にさらされたまま放置され現在に至ります。

台北廃墟

建物の中は比較的綺麗で30年以上前のものがそのまま残されています。
また建物の周りに太陽の光を遮るものが少ないため、廃墟特有の暗く湿った感じがなく明るく、中に入るとその空間だけ時間が止待っているかのような錯覚を覚え、その時代を知る者にとっては哀愁を感じます。

台北廃墟

翡翠湾太空玲瓏屋にはUFOのような形の建物以外にも、様々な形のホテルの部屋だったであろう建物の廃墟もあります。
ただこのエリアには営業している高級リゾートホテルもあり豪華なリゾートホテルと廃墟になったホテル群が同じエリアに存在しているというコントラストがとても興味深くもあります。

翡翠湾太空玲瓏屋アクセス情報

台北廃墟

翡翠湾太空玲瓏屋は新北市の北東端に位置しており台北からは距離がありますが、台北駅よりバスで乗り換えなしで行くことができるため、廃墟に興味がある方は一度足を運んでみるのもいいかもしれません。

翡翠湾太空玲瓏屋 住所(Google map利用)https://goo.gl/maps/9cjz41dmEFxRMF7N6
アクセス方法台北駅より國光バス1815乗車。翡翠湾で下車。(乗車時間約1時間30分)
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