鉱石と地下水が作りだす黄金色の滝
有名観光地九份からさらに山の上の方に伸びる浪漫(金水)公路と呼ばれる金瓜石や黄金博物館がある観光道路に黄金瀑布(ふぁん じん ぼぉ ぶ)と呼ばれる黄金色の岩肌を滑り落ちるように水が流れる滝があります。
この黄金瀑布がある金瓜石地域一帯は以前は鉱山地域でした。その鉱脈からは今でも黄鉄鉱と硫砒銅鉱(ルソン銅鉱)の成分が流れ出しており山地の雨水による酸化で岩の表面の色が変化をし濃いベージュ色のような色になっておりこれが「黄金瀑布」の名の由来となります。
黄金色と呼ばれているのですが、私が訪れた日が天候が悪く日の光が当たっていなかったせいか、黄金というより錆びの色のようにみえ、その風貌から一昔前のRPGゲームの魔王の城へがある魔界の風景に見えてしまいちょっとだけ、おどろおどろしい場所に感じました・・・
黄金瀑布から流れる水は岩の色と同じようなベージュ色をしており、この水が海に流れ込み海水が白く濁る場所がありその場所が「陰陽海(いん やん はい)」と呼ばれていて、黄金瀑布近くからもその海の様子を眺めることができるのですが、残念なことにこの日は天候が悪くその様子を見ることができませんでした。
黄金瀑布は九份から浪漫(金水)公路を使い20分以内にいける範囲にあり、車を予約したり路線バスを利用して九份→黄金博物館→金瓜石→黄金瀑布と巡るのがこのエリアを最大限に楽しめる方法としてオススメですので次九份に訪れる際はぜひ黄金瀑布まで観光をして見てください。
黄金瀑布 住所(住所がないためGoogle mapのリンクをクリックしてください) | Google map |
アクセス | 台湾鉄道 基隆駅 もしくは九份老街より基隆客運788番に乗車、黃金瀑布で下車。 |