2022年公開台湾人気ホラー映画の舞台となった廃墟
最近は「呪いの橋」や「呪詛」など日本で台湾ホラーが密かなブームになっているそうです。
そんな日本でも知名度が高くなってきている台湾ホラー映画最新作「民雄鬼屋」の舞台となった屋敷がいまだに嘉義県に廃墟として残っていて、台湾最恐の心霊スポットとして心霊マニアや廃墟マニアの間で密かな人気となっています。
民雄鬼屋こと劉氏古厝(りょう し ぐ つぅぉ)は1929年に建てられた三階建のバロック式の建築物でその当時はこの地に住む富豪劉一族が住んでいたそうですが現在では屋根ががなくなり側壁だけが残された廃墟となっています。
この劉氏古厝にはいくつかの幽霊話が残されています。
この建物の最初の持ち主劉家がこの屋敷に住んでいた頃、召使の女性が主人の子供を孕みそれが原因で夫人や家族から陰険ないじめに合いそれを苦にして井戸に身を投げ自殺をしたそうです。
その後この井戸の中から女性の声が聞こえたり、屋敷内で自殺した召使が目撃されるようになったそうです。
第二次世界大戦中この屋敷に滞在した台湾兵たちが、屋敷内で白い服を着た女性の霊を目撃した後、銃で集団自殺をしたという口伝ものこされています。
また、最近でも屋敷正面、三階の窓付近に火の玉のようなものを見たと証言をする人もおり、この地にはいまだに何かの霊が居ついているのかもしれません。
さてそんな幽霊話ばかりフォーカスされる劉氏古厝ですが、カメラマンという視点から見るとこの廃墟はがじゅまるが屋敷内まで根を伸ばし、ガジュマルに侵食された廃墟という非常に撮影のしがいがある場所だと感じています。
廃墟撮影に興味がる方は日中に撮影することを勧めします。
劉氏古厝アクセス情報
台湾最恐と呼ばれる幽霊屋敷劉氏古厝は以外とアクセスしやすく嘉義駅から市バス乗り換えなしで約30分ほどで行くことができます。
嘉義県観光を計画している際はぜひ足を運んでみてください
ちなみに映画民雄鬼屋のトレイラー動画を載せますので参考までにご覧ください
劉氏古厝 位置(Google map) | https://goo.gl/maps/mVd2FpWqwUHvAAKLA |
アクセス | 台湾鉄道嘉義駅から市バス7217に乗車、 江厝店バス停で下車後徒歩12分 |