台湾の中秋節について調べて見ました。

台湾お月見

お月見は焼肉パーティー

台湾には中秋節と呼ばれる祝日があります。これは日本でいう十五夜にあたるイベントで台湾では3大連休の一つとしてカウントされております。

さて、一昔前の台湾では中秋節には月餅やブンタンと呼ばれる柑橘類を食べたりしていたのですが、2020年現在の中秋節といえばや・き・に・く。
もちろん月餅を食べるという古い習慣も残っているのですが、中秋節の夕方に外に出るとそこには、歩道から路地裏まで、はたまた家のベランダから廟の駐車場まで至る所で、BBQをする家族や若者で溢れかえっております。

焼肉
川辺で焼肉!

さて、ではなぜ月餅を食べたりブンタンを食べたりするという比較的静かなイベントだった中秋節がみんなでワイワイバーベキューをするというイベントに変化したのでしょうか?

その起源は1978年まで遡ります。
1978年は台湾はキャンプブーム真っ只中。そんな中民生報という新聞がバーベキューはキャンプで必ず行う必須イベント、中秋の月を見ながら食べるバーベキューは最高という旨の記事がバズります。ここで中秋の月とキャンプとバーベキューというイメージが台湾中に広まります。
ただし、この時点ではまだキャンプの時にバーベキューをするというレベルに止まります。

それから8年後の1986年に萬家香という醤油やたれ類を販売している会社が中秋節には一家で焼肉、焼肉はママの味という意味のテレビ広告を大量に流します。
これがきっかけで中秋節は家庭内でもバーベキューという認知が広がりました。

萬家香のCMシリーズ

そして、極め付けとなるのが、金蘭という萬家香のライバル会社が1989年に出した超洗脳型リズムテレビ広告が台湾の人たちに中秋節に焼肉をみんなで食べるということを植えつける事になります。

金蘭の超洗脳型テレビCM

その後中秋節は皆んなでバーベキューをするというのが徐々に広がっていきます。
そして中秋節BBQ発展3ステップから30年以上たった今、都心などは焼肉をする場所が少ないため、路上やベランダなどでこの日は無礼講とばかりに各家庭屋外でバーベキューをするという文化に発展をしております。

今年の十五夜は日本でもバーベキューをしてみてはいかがでしょうか?

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